犬も食べ物に好き嫌いをするのでしょうか?偏食対策について

犬の中にも、偏食気味のタイプの子がいます。これは何が原因で起こってくることなのでしょうか?食べ物を目にすると何でも食べるというタイプの犬と相反して、好き嫌いをする理由などについても迫ってみました。 2019年11月16日作成

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犬が好き嫌いをする理由はなに?

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せっかく購入をしたドッグフードなのに、少しも喜ばない、という経験は飼い主さんであれば少なからず経験をしたことがあるはずです。この好き嫌いというのは、どのような心理から生まれるものなのでしょうか?子犬時代から、比較的、何でも喜んで食べてくれるタイプと、食が細いタイプに分かれるのも事実です。

ただ、食事を満足に取ってくれない、好き嫌いをするというのは飼い主さんにとっては手厳しい最初の洗礼となります。これを上手に乗り越えて少しずつでも、愛犬の偏食を治してあげられるように工夫をするようにしてください。

犬も匂いや味に敏感

やや神経質なタイプの犬は、ドッグフードを味見する前に匂いを嗅いで、味を試そうとします。本来、犬であればまずは食べてみる、というのが理想的なのですが神経質な犬の場合には、最初に与えるドッグフードには過剰な警戒を示すものです。これもその犬の癖であり個性なのです。何でも食べる、ということは程遠く、選んで食べるという質の場合には、ある程度仕方のない状態なのです。

人間の100万倍の嗅覚と呼ばれるほどに、発達している匂いへのセンサー機能が、神経質なタイプの犬にはさらに、発達していると考えられるのです。好き嫌いは単にこの、匂いが好きか嫌いか?というところに、遡ります。

犬の好き嫌いは原材料や素材の好き嫌い

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例えばドッグフードの場合には、創意工夫を凝らして犬が美味しく食べられるように作られているのがほとんどです。そこ原材料への好き嫌いが出てしまうと、取りつく島もありません。肉よりも魚が苦手、魚は好きだけど、肉は苦手というように好みは分かれていくのです。これはある程度は仕方のない話です。

人間でも好みの問題は付きまといますよね?犬の中にもどうしても、好き嫌いが激しいタイプの犬が存在するのです。ある程度、一緒に暮らす中で犬の好みがわかり、好き嫌いに対しても対処できるようになれば、この激しい偏食も落ち着かせることが可能になります。

食べやすさの問題について

同じ犬種でも口の奥行や幅に差があります。これは大きい小さいというよりも、体のパーツの問題です。食べにくい食材、食べにくいフードを与えてしまうとどうしても本能的に拒否をしてしまうのです。これは無理のない話です。ちょっとした工夫で、柔らかくしてあげるだけで、食感が変わりよく食べるようになるということもあります。

小粒のドッグフードを努めて選んであげるなど、飼い主側の努力は必ず愛犬に伝わるものです。そしてどこかで、折り合いがつくようになります。必ず食べやすい食材、食べやすいフードというものが見つかりますので気長に向き合うということも、必要になります。

主食よりもおいしいおやつに出会ってしまう場合

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おやつは、犬が喜ぶような嗜好性を持って作られています。だからこそ、常習性も生まれてしまうのです。食べにくいドッグフードや、嫌いな食材よりも断然、美味しく自分の好みに合うとなれば、主食よりも強い魅力を感じてしまうわけです。これも、飼い主さんが招いたしまった弊害と言えます。

おやつの美味しさに、はまってしまうとなかなか、他のものに興味を示さなくなります。犬の好みをがらりと変えるのは、なかなか困難なことです。そこを何とかするためるためには、おやつをしばらくは休んで、食べやすく嗜好性の高いものを主食の中から探すことをおすすめします。

犬の偏食は必ず直る

人間のご飯を欲しがるような場合にも、心を鬼にして断固として与えないという工夫をしてください。犬は犬の食材を健康のために優先しなければいけません。そこに、人間用の食事を食べたがるのは、普段の犬ご飯に満足が出来ていない証拠です。そのあたえいの、しつけについても徹底することで、偏食は直っていきます。

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UCHINOCO編集部

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