犬には危険!ぶどうを犬に与えてはいけない理由とは?

旬の果物の中でもぶどうは、とても危険な食材です。犬にとっては死に至るほどに深刻な症状を引き起こす可能性が高いのです。初めて犬と暮らすという飼い主さんにとっては未知の知識かもしれません。この記事をきっかけに、ぶどうを与えてはいけない理由を考えてみました。 2019年11月12日作成

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ぶどう中毒を起こすほどに強い症状が出る

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犬がぶどうを食べることは危険行為です。あまりにも急激に症状が進みますので、何も知らずにぶどうを与えてしまったという飼い主さんは、強く後悔をするようになります。ぶどうの中に含まれている成分が犬の腎不全を誘発します。初めて犬を飼うという人には、なかなか浸透していない危険度ですが、ぶどうは絶対に犬には食べさせないようにしてください。知らない人には教えてあげてください。

飼い主さんが見ていないところで、盗み食べをしてしまった場合には、急に体調が悪くなり後から気づくというパターンが非常に多いのです。理屈抜きで、ぶどうは犬が口にしてはいけない果物であると強く認識しておいてください。食べた場合には、出来るだけ早くそれに気づいて、すぐに動物病院に走らなければいけないことを、覚えておいてください。

ぶどう中毒の症状とは?

誤ってぶどうをたべた3時間後あたりに激しい嘔吐や下痢を繰り返すようになります。そして急に元気がなくなり水ばかり飲むようになるのも、ぶどう中毒の症状なのです。個体差もありますが、急に症状が進行した場合には、急性腎不全という状態に陥っていると考えられます。

もっと状態が悪くなってしまうと、尿が出なくなる場合も多いのです。明らかにいつもとは違うおしっこの色や、その犬の態度などが、まったく普段とは変わってしまいますので、飼い主さんとしては微妙な変化を見逃さず、且つぶどうを犬から遠ざける習慣を持つようにしてください。

ぶどうは一粒だけなら大丈夫?といういレベルはない

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栄養価も高いぶどうは愛犬が食べることで、瀕死の状態にまで陥ってしまうことをご存じでしょうか?香りが良く優しい果物という印象は、犬にとっては真逆の作用をする場合もあるのです。つまり危険な食べ物として、飼い主さんの意識の中に、留めておいていただきたいと思います。

季節的にもぶどうが出回る時期には、特に犬の目に届くところには絶対に放置しないようにしてください。ぶどうは、絶対に食べてはいけない果物だと、家族の中でも二んみんなが認知していることが絶対的に必要な知識なのです。例えばぶどうの加工品でも同じことです。絶対に与えないようにしてください。ぶどうは、人間にとっては美味な旬の果実でも、犬には危険な果実なのです。

急性腎不全という恐怖

ぶどうを食べたことで起きる急性腎不全とはどのようなものか?次にような症状が出ます。最初におかしいと感じるのは犬が急に動かなくなることです。そのほかにも

・食欲がなくなる
・嘔吐が起きる
・大量のよだれが出る
・脱水症状が起きる
・排尿ができなくなる
・体に痛みを感じ始めると背中を丸めて震える
などという症状が顕著に現れ始めます。初期の時点では何も症状が出ませんが、急激に中毒症状が出始めると、飼い主さんの方でも慌てます。それほどに深刻な症状が出ることも、知っておいてください。

かなり辛い症状が出ますので、そこで、飼い主は一刻を争うことを悟ります。動物病院に連絡をして然るべき処置をしてもらうようにしてください。

万が一ぶどうを食べてしまった場合

ぶどう中毒の症状が出る前に気づくことが大事です。その場合には、すぐに動物病院にれに連絡をしてください。基本的には嘔吐処置、胃洗浄が行われます。既に下痢が始まっている場合には、点滴治療を行います。同時に採血も行い臓器の数値などを測定して、急性腎不全の症状が出ているかどうか?のチェックや炎症度を把握して、適切な治療をすぐに開始することが命を救うことに直結するのです。

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UCHINOCO編集部

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