犬にとって野菜はどんな効果があるのでしょうか?

犬にとって野菜は、人間の様に必ず主食と一緒に摂取するべき食材なのでしょうか?一説によると肉食系の犬に、野菜は必要ない!と、断言する人もいます。本当の犬と野菜の関係性を今回は追求してみたいと思います。 2019年11月11日作成

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犬にとっての野菜とは?

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野菜は犬の生命維持のために必要かどうか?と聞かれればそれは、必要ないと言えます。その理由は、野菜にも多くのビタミンやミネラルが含まれているからです。犬が生きていくうえで必要なのは、ビタミン、水、炭水化物です。そして良質なミネラルを摂取できることは、健康維持にも大いに役立つのです。

ほとんどの、ドッグフードにはすでに重要な栄養素は含まれています。さらに野菜を食べることで、より体調面で良い結果を出そうと思うのは、飼い主さんの愛情の証拠です。

食物繊維を豊富に摂取する

最近は偏食のために、便通が整わない犬が動物病院での増えているようです。そこを考えると、豊富な食物繊維を自然な形で摂取できるという点でも、野菜は犬にとっては救世主的な存在なのです。食物繊維が腸の中で便通を整えるようにはたらきかけてくれます。

野菜の持つ整腸効果以外に、過剰摂取をすることで、弊害を引き起こしてしまう場合もあることを知っておいてください。あまりにも多くの野菜を一気に食べてしまうと歯繊維の消化が追い付かなくなります。

野菜の持つアルカリ性にはご用心を

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もともとお、尿路結石症を患っているような犬には、あえて野菜を食べることを控えるようにという、獣医さんからの指示が与えられる場合もあります。どうしてもアルカリ性の強い食材を食べることで尿自体もアルカリ性により近くなってしまうからです。すべての犬が同じ体調というものでもありません。

愛犬の体調面で、特に野菜を食べることで影響のない場合に限り、積極的に食物繊維部分の助けを得るのは良いことです。それ以外に、持病がある場合や、体質的に問題があるときには、野菜自体を特に意識をして食べる必要性も薄いと考えても良いでしょう。

ショウ酸にも気をつけて

犬の中には尿路結石が気になるタイプの犬もいます。野菜の中に腹案れるシュウ酸が蓄積される可能性もあります。出来るだけシュウ酸を除去した状態で野菜を食べさせたいんで野菜を茹でた後の茹で汁は、潔く廃棄するようにしてください。

食べてはいけない野菜を知っておくこと

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・ネギ類
・ニンニク
・トマト
・きのこ

上記の野菜は、体調面で危険性があるので与えるのは全面的に禁止します。基本的には頭の中に置いておくことが賢明です。犬だから何でも食べるという概念はこの機会に控えるようにしてください。

安心して食べられる野菜は?

・さつまいも
・かぼちゃ
・にんじん
・キャベツ
・きゅうり
・豆類

などです。食物繊維が豊富で体調管理にも役立ちます。但し、適量を適切に与えることが原則必要であると言えます。

野菜がもたらす効果と逆効果とは?

カロリー制限のために普段のフードを食べる量を減らしている場合には、野菜を食べてダイエットの効果を高めることも可能なのです。便秘の解消は体調維持にも、かかわります。多くの野菜の中には豊富な食物繊維が含まれています。基本的に野菜を消化できないという性質がある犬には、過剰摂取が悪い結果を招くこともあります。

野菜には多くの種類があります。迷うようなものは与えないようにして、サツマイモや、かぼちゃなどポピュラーなものだけに限定して与えるという方法も良いと思います。無理にはやりの野菜を食べさえる必要性はありません。

そもそも犬は野菜が苦手?

犬はあくまでも肉食ですので、野菜の消化吸収を得意としません。そこに大量の野菜を摂取させるのは体調面で不安があります。そして野菜の中にも、犬には不向きな栄養成分もあります。限られた野菜を選んで安全性を確認したうえで、調理をしてから与えるようにしておくと安全でしょう。

著者情報

UCHINOCO編集部

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