猫の多頭飼いは相性が大事!新入りを飼う時のポイント

猫と暮らしている中で「1匹では寂しいかな?」「もう1匹迎えたいな」と感じることがあります。そんな時に気になるのは、新入りの猫ちゃんが先住猫と仲良くできるかですよね。

人にも相性があるように猫同士でも相性が重要になります。多頭飼いのポイントを紹介します。 2019年10月21日作成

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猫の多頭飼いはできる?

猫と暮らしている飼い主さんをみてみると、中には沢山の猫と暮らしている姿を見かけます。たくさんの猫に囲まれた生活は楽しそうですよね。

このように猫の多頭飼いは可能です。しかし、みんな仲良く多頭飼いをして暮らすためにはいくつかポイントがあります。
まずは新入り猫ちゃんをいきなり迎えるのではなく、先住猫ちゃんの性格や今の住環境を考慮して家族で話し合う必要があります。

家族全員が多頭飼いを希望していて、先住猫ちゃんの性格的に問題がないようでしたらお迎えを決定しましょう。
生き物を飼う数が一頭増えるということは、飼い主さんの責任も増えるということです。

動物病院の治療費やエサ代、ケージなども別に用意する必要があるため、経済的な負担も増します。
生涯その子をお世話できる予算と環境があるかを検討してみましょう。

次項目では、新入りを迎えるポイントを紹介します。猫の多頭飼いを始めたい方は参考にして下さいね。

新入りを猫を迎えて多頭飼いを始めたい

多頭飼い飼育のためのポイントをまとめました。責任や経済的負担が増すという面を紹介しましたが、新入りを迎える時には猫ちゃん同士の相性を慎重に見極める必要があります。

①先住猫と新入り猫それぞれのスペースを確保する

新入り猫をいきなり、先住猫の使用している部屋に放すことは絶対に辞めましょう。
猫は縄張り意識の強い動物であり、およそ生後3ヶ月までにふれあったものに対して仲間意識をもつと言われています。

そのため、いきなり新入り猫を先住猫のテリトリーに放してしまうと、敵が入ってきたと警戒して攻撃してしまうことがまだ考えられます。

初対面の時は新入りの猫をケージに入れて飼い主さんがついた状態で対面させるようにしましょう。
また、長時間の対面は避け、徐々に慣れさせることが必要です。
就寝時などには別々のスペースを確保して二匹とも落ち着いて過ごせる場所を作りましょう。
新入りの猫ちゃんには大きめなケージを用意してしばらくはその中ですごしてもらうのがオススメです。ケージの中で過ごしてもらうのは飼育環境に慣れてもらう意味もあります。

②食器は別々のものを用意する

エサ代や水飲みの共有は喧嘩になりやすくなります。また、どちらの子がどれぐらい食べたのか飲んだのかわかりにくくなり、健康管理もしづらくなります。

その子それぞれに食器を用意して別々に与えるように工夫しましょう。
また、共有のものを使用していると感染症のリスクもあるので、新鮮なエサと水を飲めるように分けて用意しましょう。

③飼い主さんが干渉しすぎない

はじめての対面の時や新入り猫ちゃんが環境に慣れて自由に放した時に先住猫ちゃんと喧嘩してしまったらどうしようと飼い主さんは心配になるかもしれません。

しかし、ケージ越しの対面の時などにお互いがシャーシャー言ったりしているのは猫同士の自然な反応ですのでそこまで心配はいりません。
いきなり飛びかかろうとする、いつもと明らかに様子が違うなどの危険な行動が見られない場合には飼い主さんは静観して見守るようにしましょう。

喧嘩が心配だからといって飼い主さんが猫同士の接触を回避してしまうと猫同士がいつまでたっても慣れなくてなかなか環境に適応できません。

また、どちらかの猫が怯えている様子がある時には飼い主さんは目線を合わせないようにしてさっと猫ちゃんを退避させましょう。

著者情報

UCHINOCO編集部

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