犬が餌をよく噛まないという状態のとき!どうすれば良いの?

犬が餌を丸呑みしているというのは、よくある話です。つまり噛まないということに原因があるのです。これは体にとってはやがて悪影響を与えることですので、まずはきちんと餌を噛めるように工夫をする必要があります。 2019年10月24日作成

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犬が餌を噛まない!これは習性も関係している

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犬は習性上、あまり噛まないということが知られています。特に餌を丸呑みしているも、ある程度は仕方がないことと考えられているのです。そもそも、犬は、しっかりと噛む(咀嚼)は苦手な分野でもあるのです。歯の生え方などを考えても、噛み砕くということは、どちらかと言えば苦手なのです。

それよりも、つい丸呑みをしてしまうという場合が多いわけです。質の良いドッグフードの場合には、丸呑みをしても、体調面に心配はありません。そもそも犬の胃酸はとても強く、消化吸収をするためには有効に働いているのです。ドッグフードさえ、きちんと選んでいると、丸呑みをしていてもある程度は大丈夫なのです。基本的には噛めることが良いので、餌の大きさや柔らかさなどを鑑みて年齢、犬種に見合うもいのを与えることが肝心です。

子犬やシニアの丸呑みは危険

1歳未満の子犬がドッグフードを丸呑みするのは良くないことです。これはシニア犬にも同じことが言えます。まずは丸呑みをしないように少しずつ飼い主さんが工夫をしてあげてください。餌を噛まないという場合には、餌をふやかしてから与えるなど少し手を加えてあげましょう。餌をふやかすと噛みやすくなりますし、消化を助けることにもつながるのです。柔らかい餌ならば噛むということを、する可能性も高いのです。

そして落ちついて静かな環境で、餌を食べる習慣をつけると、ゆっくりと噛んで食べるようになります。周囲が慌ただしい中、食事を与えると気分的にも焦りが出て、食べ方もどうしても荒くなってしまうのです。食べる環境も犬にとってはとても重要なのです。多頭飼いの場合などには、周囲の犬に気を遣い、警戒をすることでどうしても早食いになってしまいがちです。これが丸呑みを招いてしまいますので要注意です。

ドッグフードの形や硬さを見直す

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年齢や犬種によって、合うドッグフードと合わないものとがあります。これをきちんと見分けて、正しく与えるようにしてください。そうすることで、まったく噛まなかった犬でも、少しずつ噛めるようになるのです。硬すぎる場合には、どうしても丸呑みをしてしまいます。そして噛むことも大儀になってしまうのです。

ドッグフードの大きさはどうでしょうか?まずは口の大きさが合わない場合にも噛まないという状況になってしまいます。ドッグフードを選ぶ際には、犬の体の大きさや口の大きさを十分に考慮したうえで購入するようにしてください。

犬の性質を理解したうえで接していくこと

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ドッグフードをあまりにも噛まないという場合には、その犬に合うドッグフードを与えるようにしてください。そしてもともと、歯の形状から食べ物をすり潰すことが苦手です。だからこそ、ドッグフードを選ぶときには慎重さが必要です。ふやかして与えるようにして、あまりにも消化が出来ていない場合には、獣医さんに相談をして、消化剤などを処方してもらうなど、それぞれに工夫をしてみてください。

丸呑みをしても大丈夫とは言っても、年齢や犬種によってはそれが危険な場合もあります。そこは適時見守りながら、餌を与えるようにしてください。一番食べやすい形状はどのようなドッグフードなのか?などを吟味しながら対処していくほかありません。野生の習性が残っている場合でも、あまりにもその犬に合わないドッグフードを与え続けるのは、体に負担を与えることになってしまいます。そのあたりは早めに対応してあげてください。できれば噛みながら食べることが理想です。そこを目指して、餌を選別することは重要ポイントです。

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UCHINOCO編集部

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