憧れの多頭飼い!気をつけることはなに?幸せに暮らすためのコツ

最近は「多頭飼い」という言葉が少しも珍しくなくなってきました。実際に多頭飼いをするにあたって、どのようなことが注意点なのかをしっかりと把握したうえで、多頭飼いを始めるべきでしょう。 2019年10月25日作成

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多頭飼いの意識とは?

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同じ犬種でも違う犬種であっても1頭以上の数で飼育をすることはとても楽しいことです。楽しいというのは、正直なところ慣れている人の言う言葉であって、実際のところはなかなか、大変!というのが実情のようです。メリットやデメリットをしっかりと把握したうえで、取り組まなければいけないと考えます。

その理由は犬にも犬の気持ちが存在するからです。飼い主さんの趣味や嗜好だけで多頭飼いを始めるのにはリスクも高いと思ってください。1頭単位で犬の個性を見極めてその上で、多頭飼いを始めるくらいの慎重さが欲しいところです。

メリットとデメリットを見極める目

多頭飼いになると、1頭で過ごしていたときよりも賑やかになって、それぞれの犬が良い意味で刺激しあうという最大のメリットがあります。その家の中に社会が出来るのです。その社会性を居ながらにして身に付けられるという点もメリットとして考えられます。逆に「相性はどうか?」という最大の難点があることも忘れないでください。

まずは一番大切なのは最初から住んでいる先住犬の性格や気性です。やはりあまりにも気性が荒く、誰も寄せ付けないという性質の犬に対して新しい犬を迎え入れるというのは、相性問題が一気に浮上します。迎え入れてから、相性が悪いという理由で別に暮らすというのは論外です。飼い主さんとしては後から来た犬に対しても、先住犬への礼儀や先住犬を優先させるという義務があります。そして迎え入れた犬をしっかりとしつけるという責任を果たさなければいけないのです。

先住犬の気持ちを最優先すること

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多頭飼いを始めようと考えていても、先住犬が極度の臆病な犬である場合や、気性が激しいという場合には、安易に進めることができないのは難点になります。新しい犬は先住犬よりも若く勢いがあるかもしれません。平和に暮らしていたところに、よそ者が入ってきた!ということで体調を崩しやすくなってしまうという犬もいるのです。

その場合には、どうしても多頭飼いを始める際に注意をしなければいけない問題を抱えることになります。その家のルールや住所をきちんと定めなければいけません。そのあたりの覚悟を飼い主さんはどの程度しているのでしょうか?誰もがすぐに仲良く楽しく暮らせるとは限らないからです。何よりも先住犬が先にその家で暮らしているということを忘れないようにしてください。

先住犬が受け入れられることが一番大切

一緒に暮らすというのは当たり前のようで、難しい場合もあるのです。ただ犬の場合には基本的に群れ社会を好みます。新しく迎え入れた犬は、先住犬の生活を乱してはいけませんし、何よりも飼い主さんの指示に従順であることが求められます。一緒に暮らせるようになれば、犬が犬に対してルールを教えるようになりますので、飼い主さんは見守る側に徹してください。但し、危険が及ぶような場合を除いての話です。

先住犬がなかなか新しい犬を認めない!ということも、よくある現象です。飼い主さんはそこを、根気よくしつけて、後から来た犬に抑えが利くように、努力をしてください。最終的に先住犬が新しい犬を受け入れてこそ多頭飼いの意味があるのです。

犬に任せようとは思わないこと

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先住犬の気持ちを最優先すると、新しい犬を先住犬に押し付けるようなことだけは避けてください。犬同士がお互いに興味を持ちあうまでは、飼い主さんが介在しながらお互いを慣れさせるような付き合い方をしてください。いきなり犬同士に任せるというような奔放な接し方はタブーです。危険が及びます。

あくまでも新しい犬も同じ家族ですが、先住犬が心の安定を保てるかどうか?が一つの山場だと考えておく方が良いでしょう。大げさなくらいに、慎重になる方がかえってうまくいく場合が多いように感じます。

お互いのスペースを確保しながら進めること

ケージは別にして自分だけで過ごせる空間を特に大切にしてあげてください。多頭飼いであっても、自分だけの寛ぎの場があると、心の余裕を取り戻せるものです。四六時中、新しい犬と一緒に暮らすことで、ストレスが重なり体調を崩すこともあるからです。

まずは距離を持ってお互いを認め合えるように飼い主さんは特に目を光らせておいてください。無理をせずに自然な流れになるように見守ることが多頭飼いを始める際に、重要なポイントです。

著者情報

UCHINOCO編集部

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