インコに表情はあるの?ちょっとした表情からわかる行動の意味

インコに表情がないと思われがちなんですが…実はちゃんと表情はあって、その表情からある程度の行動を理解することもできるって知っていましたか?インコがほんの少しだけ変える表情から見えてくる行動の意味をまとめました。 2019年10月06日作成

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ちょっとわかりずらいかもしれないけど…インコにも表情はあります!

インコに表情は全然ないといわれていますがそんなことないですよ。
インコだって撫でられてうれしいときはニコッとした表情をします。

また怒るときはくちばしをカチカチ鳴らしたりして「今怒ってるんだぞ!」と表現してくれます。

たしかに犬や猫と比べると耳はないし、口角だってわからないし目も小さいので顔から判断することも難しければ、尻尾もないので喜んでいるか怒っているのかを見極めるのは難しいところはあります。

でも鳥類の中では一番と言っていいほど人に懐いてくれるインコは飼い主がしっかりと毎日を観察していればおのずと「今この子何考えているのかなぁ」なんてすぐにわかっちゃう飼い主もいます。

さらに
最近のペットショップではインコをコミュニケーションバードにしてから販売を行っている店舗も多く、飼い始めた最初から撫でることができたり、おとなしくケージから出させてくれたり、自分から飼い主の指に乗ってくれるようになっていたりします。
すごいですよね!

そんなコミュニケーションバードと呼ばれているくらいのインコなのでもちろん表情はちょっとわかりずらいですがしっかりありますのでインコの魅力をとことんお伝え出来たらなと思います。

まずはインコの表情がどんなものがあるのかを知っておきましょう!

文章で説明するよりわかりやすいかと思いますので、画像をお借りしてきました!

たぶんインコを飼われている方だったら、

「この顔よくやってる!」

「えっ。あれって無表情だったの?」

なんて当てはまったり当てはまらなかったりするのではないでしょうか??

こんな表情から起こる行動を下記に紹介していますので
インコの気持ちを知る際の参考にしてください。

あなたのインコのその行動。ちゃんと意味があります。

飼い始めた最初は、「コミュニケーションバードといってもなにができるの?」「最初から触っても大丈夫?」「バタバタしてるけどケージの中が狭いから?」とインコ自身が何を訴えているのかわからないことも多いと思います。

今調べたいけど手元にそんな本があるわけではないし、だからといってスマホでなんでも検索できる時代ですが、インコのことになると検索をしても、犬や猫と違ってQ&Aがなかなか導き出せない場合もありますよね?
その悩みを解決していきましょう。

インコの行動にはちゃんと意味があります。
大きく分けると、
『嬉しいときの行動』
『リラックスしているときの行動』
『暑いときや寒いときにする行動』
『求愛行動』
『甘えたいときの行動』
『眠いときの行動』
『慌てているときやびっくりしたときの行動』

と8つの行動が主に上げられます。
この行動が理解できていれば、急にインコが行動を起こしても問題ないです。

嬉しいときの行動

嬉しいときは
・ケージの中の木を行ったり来たりする
・頭を上下に振る
・ピピピとさえずりの様な声を出す

リラックスしているときの行動

リラックスしているときは
・羽繕いをしている
・目を細めたり開けたりを繰り返している

暑いときや寒いときにする行動

暑いときは
・呼吸が荒かったり、翼を少し浮かせて空気が入るようにしていたりする
寒いときは
・顔ごと翼の中に入れ込んでいたり、全身の毛を膨らませて丸くなっていたりする

求愛行動

求愛行動の時は
・色んな部分にお尻をこすりつけたりする
・低姿勢で翼を広げたりする
(稀にえさを吐き出す子もいます)

甘えたいときの行動

甘えたいときは
・ケージをひたすらくちばしで噛む
・声を出せる子はやたらと鳴いて人を呼ぶ

眠いときの行動

眠いときは
・片足を挙げてふらふらしていたりする
・片目を閉じたり開けたりする
・クルクルと小さく鳴いたりする

慌てているときやびっくりしたときの行動

慌てているとき、びっくりしたときは
・瞳孔が散乱する
・体が細くなる
・ケージ内では激しく飛び回る

著者情報

UCHINOCO編集部

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