猫は寒さに弱い?愛猫のためにしたい寒さ対策

「猫はコタツで丸くなる」と歌にもあるように猫は寒さに弱いイメージがあります。

それでは具体的に寒さ対策はどのようなことをすれば良いのでしょう?これから猫ちゃんをお迎えしようとしている方や寒がりな愛猫の冬支度をお考えの方に猫の寒さ対策について紹介します。
2019年10月01日作成

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猫は寒がり?適温は何度?

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猫は寒がりというイメージがありますが、実際のところはどうなのでしょうか?

猫には大きくわけて2種類の毛質があり、ヒマラヤンなどの長毛の猫は毛が密集していることもあり、寒さには強いとされています。長毛種の場合は暑さが逆に苦手になるので、夏場などの温度管理に特に注意が必要です。
反対に、ロシアンブルーや三毛猫などの毛が短い短毛種は寒さが苦手であり、飼い主さんが積極的に寒さ対策をしてあげるのが良いでしょう。

猫ちゃんたちが快適に過ごせる適温は18度〜26度前後です。猫は人に比べて体温が高く、平熱も38度〜39度前後になるため人が快適に感じる温度よりも-1度ぐらいがベストになります。

さらに猫ちゃんが快適に生活するためには湿度の設定もポイントです。猫が快適に過ごせる湿度の目安は50〜60パーセントとなります。人より汗腺が少ない猫は体温調節が苦手になりますので、飼い主さんが湿度を気にしてあげるのが良いでしょう。

愛猫のための寒さ対策とは?

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上記では、長毛種の猫よりも短毛種の猫の方が寒さに強いと紹介しましたが、寒さの感じ方には個人差があります。

SNSなどでは、冬になるとコタツに入っている猫やファンヒーターの前に陣取って暖を取っている猫たちの写真を見かけますよね。愛猫のためにできる寒さ対策について紹介します。

①ベットの下やお気に入りの場所にヒーターを設置する

現在ペットショップでは、様々な寒さ対策のグッツが販売されています。そんな中でもすぐに役に立つのがペット用のヒーターになります。

値段も1500円前後で購入でき、形もバリエーション豊かで、丸型や長方形などかあります。レンジでチンして使用するもや電気ヒーターなど種類も豊富なので、設置場所や愛猫に適したヒーターを選ぶことができます。

注意したいのはヒーターを全面的に設置するのではなく、必ず逃げ場を作るようにしましょう。また、ヒーターは毛布の下やクッションの下に入れて使用します。直に愛猫の身体に触れてしまうと低温やけどの危険があります。また、電気コードはカバーなどで保護するようにして愛猫が感電しないように対策が必要です。

②水飲場やトイレの下には毛布や段ボールを敷いてあげる

猫は冬になると基礎代謝が下がってしまい、寒さからトイレを我慢してしまい膀胱炎になることがあります。

一度膀胱炎になってしまうと尿路結石などの泌尿器系の病気にもかかりやすくなってしまうので、愛猫が快適に用を足したり水を飲めるように冷え込む水飲み場やトイレは暖かくなるように工夫しましょう。

また、窓際や玄関や廊下などは冷えやすい場所ですので、なるべくリビングなど暖房器具のあるお部屋にトイレなどを設置しましょう。屋根付きのトイレは保温効果もあり、人目から隠すこともできるので冬のトイレとして有効です。

③適度に運動して基礎代謝をアップ!

冬になると寒さから活動量がグンと減ってしまい、動かなくなりずっと寝て過ごす愛猫もいるかもしれません。

しかし、ずっと寝て過ごしてしまうと基礎代謝が下がってしまい余計に寒がりになってしまいます。また、免疫力も低下するため風邪などもひきやすくなりますよ。

飼い主さんが積極的におもちゃなどを使用して一緒に遊んであげることで適度な運動を心がけて基礎代謝をアップさせましょう!ストレス解消にも効果的です。

愛猫のためにも寒さ対策は早めに!

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完全に寒くなってから寒さ対策をしても、基礎代謝が下がってしまうので、あまり効果が期待できません。

大切なのは完全に寒くなる前に冬支度を行い、愛猫が寒さに対応できる強い身体づくりをお手伝いすることです。わ

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UCHINOCO編集部

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