犬にもあるの?飼い主さんを困らせるイヤイヤ期

子犬の頃は、なかなか飼い主さんの言うことを聞かない!そんな悩みを抱える人も多いのです。人間の赤ちゃんが成長段階でイヤイヤ期を迎えることは、よく知られていますが、犬にもイヤイヤ期はあるの?という疑問に答えていきたいと思います。 2019年09月25日作成

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犬のイヤイヤ期とは?

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人間の赤ちゃんの場合には自我が育ち始める時期にイヤイヤ期を迎えます。犬の場合はどうでしょうか??実は考え方や捉え方はほぼ同じなのです。生後6か月前後のころから、飼い主さんの言うことを聞かずに、困らせてばかりの時期を迎えます。何を伝えてもまだ今一つ伝わらず・・・という時期が犬のイヤイヤ期です。

いろんなことに興味を持ってそろそろ、自我が育ってくる時期に迎えるのが、犬のイヤイヤ期です。これはどの犬にでもあり得ることですので、できれば気長に構えてこの時期を乗り越えられるように努力をしてみてください。

何をするときにも一旦は拒否??

え?どうして??と思うほどに、何もかもが「イヤイヤ」な時期があります。ご飯を食べようと声を掛けても食べない、おもちゃで遊ばない、衛生面で手足を拭こうと思っても拒否をする!このような状況は続くときには、犬のイヤイヤ期を迎えたと心得てください。これを頭ごなしに叱るような場合には、犬との関係性が崩れてしまいます。要注意です。

犬にも犬の気持ちがあります。しつけをきちんとしなくてはいけない、と思う飼い主さんと、受け入れられない犬とのせめぎあいこそが、犬のイヤイヤ期の実情です。っこで叱ったり強い体罰を与えるようなことは、絶対に避けてください。

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何故イヤイヤ期があるの?

犬の反抗期には無駄な抵抗をしない方が無難です。ご飯を食べない時期というのは、もちろんどの飼い主さんも悩むものです。歯が生え変わる時期や、ちょっとした食欲不振の時期にイヤイヤ期が重なると確かに大変です。その場合には、少しでも食べてくれたら一旦下げるという勇気を持ってください。ここで、絶対に食べさせようなどと飼い主さんの方が強情になってしまうと、良い結果を生みません。

その場合には、フードを少しずつ変えてみるなど、一応手を打ってみましょう。それでもダメな場合には、イヤイヤ期が過ぎるのも気長に待つしかありません。体調に変化がない場合には、ある日突然、またご飯を食べるようになるものです。

とにかく言うことを聞かないイヤイヤ期!

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よく吠えるようになり、攻撃的になってしまうと飼い主さんの手に負えなくなるのが実情です。イヤイヤ期もほんの短い期間であれば飼い主さんも気長に付き合えるはずです。それでも、あまりにも何もかもが受け入れられないという状況になる場合にはドッグトレーナーさんにお願いをするなど、方法を考えてください。

イヤイヤ期が攻撃性に変わってしまうと大変です。犬が成長段階で訪れるイヤイヤ期は、自然に乗り越えるほかありません。もしも重篤な状態になった場合のみ、対処をすれば良いでしょう。それ以外は、少し気長に見守るほかありません。

反抗期を飼い主さんが受け止める覚悟

イヤイヤ期は反抗期と考えるのが妥当ですが、その犬が本来持ち合わせる本能の部分が強く前に出てしまう傾向があります。犬によっては、普段の様子から豹変しているようにも思えるほどです。犬種別にイヤイヤ期の対応を考えることも必要なのではないでしょうか。ただ、犬の方もどんどん賢くなっていくのです。

飼い主さんが怯んでしまうと、賢い犬の場合にはイヤイヤ期をエスカレートさせてしまいます。どんどんそれが酷くなると、飼い主さんは今度はヒステリックにもなります。こうなってしまうと次には、わがまま犬になってしまいます。犬の方は飼い主さんとの力関係を勘違いするようにもなって自分の言うことを飼い主さんは聞いていると、勝手に思うようになります。これでは本末転倒です。適切にトレーナーさんに相談をして、ある時期でイヤイヤ期を止める必要性も感じておいてください。

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UCHINOCO編集部

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