猫の口内炎対策について知りたい!

猫が口内炎になると辛い状態が続きます。食事を摂れなくなるのが一番の悩みです。人が患うと辛い口内炎と猫の口内炎とでは同じ症状が出るのです。出来るだけ早く治してあげられるように飼い主さんは努力してあげてください。 2019年09月21日作成

  • 猫のカテゴリ - 猫の健康ケア猫のカテゴリ - 猫の健康ケア
  • VIEW:452

猫の口内炎とは?

https://www.shutterstock/.com

まずは猫の口内炎を知ることが肝心です。急に食欲が落ちてしまいます。そしてご飯を食べるときに、音を鳴らして咀嚼するようになります。何かいつもとは違うような様子に飼い主さんは気づきます。そしてよだれが大量にでるようになり、口臭も強くなるのが口内炎の症状です。口の中をよく観察すると、口が腫れているように感じます。

いつもならば頻繁に行う毛づくろいをしなくなるのも、口内炎を起こしている状況だと判断できるのです。実際に、口内炎になるとわかりやすい症状が出始めるので意外に早く異変にも気が付きます。同時に早めに動物病院に連れて行き、治療を開始することをおススメします。猫が口内炎になってしまうと、やはり食欲が著しく落ちることが一番可哀想な部分です。

猫の口内炎の原因を知る

猫の口内炎には2種類があることをご存じでしょうか?あきらかに原因のわかっている口内炎と、原因が不明の口内炎の一種となります。猫の口内炎の原因はほとんどがウイルス性のもので猫ウイルスが原因になることが多いのです。猫白血病という重い病気にかかっている可能性もあるのです。素早く治療を開始するべき口内炎も多いのです。または何らかの代謝異常が原因になる場合もあります。

潰瘍のような口内炎は、原因がはっきりとしません。おそらく歯周病などがきっかけになって口内炎が出来てしまうことが多いのです。猫の様子をよく観察しながら獣医さんにも相談をして、とにかく早く治療を開始してください。実際に採血などをしてみないことには原因を探ることは困難です。それを考え合わせると、口内炎にならないように予防する方が建設的でもあります。

猫の口内炎・治療について

https://www.shutterstock/.com

基本的に猫の口内炎は細菌感染によって引き起こされます。口内炎になってしまうと猫の体調が著しく悪くなってしまいます。少しでも早く治すために投薬治療を開始する必要があるのです。猫も、歯石や歯垢が原因になっている場合にはまずは歯垢除去を優先します。まずは投薬治療と言う場合には、抗ウイルス剤や抗生物質を使って治療をしていきます。そして効き目が悪い場合には、ステロイドの抗炎症剤を使います。

猫によってはすぐに効き目を発揮する場合もありますが、再発を繰り返してしまうタイプもあります。あまりにも重症になってしまうと、食事が摂れるように回復をさせながら投薬を併用していきます。それを延々と続けるほかない場合の口内炎もあるのです。

難治性口内炎になってしまうと

https://www.shutterstock/.com

原因が特定できない場合が多いので、抗生物質を投与して様子を見ながら症状を横目で見て治療を進めます。ただ、少し良くなってまた悪くなるという状況を繰り返す場合が多いのです。これが難治性の口内炎です。その場合にはステロイドホルモンを使うことが多くなります。

ステロイドを使った治療の場合には体重の増加や、多飲多尿の症状が出やすくなります。あまり長く使う続けるのもよくありませんので、治療をしながらも、投薬を調整しながら様子を見るという難しい経過をたどります。難治性の場合には、ほぼそのような治療内容になります。

猫の口内炎予防について

口内炎を引き起こす可能性のあるウイルスに感染しないようにしてください。そのためにも、まずはワクチンをしっかりと接種することを優先するべきでしょう。このあたりは獣医さんに相談をしながら、進めてください。フードについても歯垢が溜まりにくいタイプのものを使うなど、工夫をするべきでしょう。ウェットフードよりも、ドライフードの方が歯石は付きにくいと言われています。そして最終的には口腔ケアをきちんと行うということに尽きるのです。

著者情報

UCHINOCO編集部

UCHINOCO編集部では、ペットに関するお役立ち情報をお届けしています。

オススメ

新着記事