愛犬が痒がっている!?考えられる原因って何?

「愛犬の様子がなんだか変・・・あれ?なんだかしきりにある部位を掻いているなぁ?」という飼い主さんの違和感は大抵当たるものです。今回は犬の痒みの原因として考えられるものを解説致します。 2019年09月04日作成

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愛犬と過ごすまったりとした時間。ですが「あれ?いつもこんなに掻いていたっけ?」と思うことはありませんか?その違和感には何か理由があるはずです。

ということで今回は、犬が痒がっている原因について考えていきましょう!

犬が痒がっている・・・原因って何?

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犬がしきりに痒がっているのを見ていると、心配にも可哀想にもなってくるものです。何が原因かすぐに探してあげたくても、わからないことも多いでしょう。

それもそのはず、犬が痒がる原因は様々あるのです。可能性としてあるものをいくつか見ていきましょう!

犬アトピー性皮膚炎

私達も「アトピーで痒みがすごくって・・・」という悩みを誰かから聞くことも多いかと思います。犬でも痒みの原因として代表的な病気はこちらです。そしてこの病気は1~3歳という若い年齢で多く見られます。

アトピーの原因はダニや花粉などその子が何に反応するかによって違います。しつこいかゆみが特徴で、残念ながら完治は難しいと言われています。患部を掻きむしってしまって、脱毛などに発展してしまうことも・・・。早めの発見が大事なのです。

そしてアトピー性皮膚炎は遺伝性で発症することも多いと言われています。かかりやすい犬種というのは、例えば柴犬やマルチーズ・フレンチブルドッグなどです。愛犬がそうではないかぜひ調べてみましょう。

寄生虫

ノミやダニなどの目に見えない小さいものから目視できるものまで、様々なサイズの寄生虫が寄生することが原因として考えられます。病院に行くとまずこの可能性を疑われることが多いようです。

細菌感染

皮膚に付着した細菌が原因でウミが溜まってしまう膿皮症と、カビが原因で皮膚が脂っぽくなるマラセチア皮膚炎が挙げられます。マラセチア皮膚炎は特に強い臭いがすることが特徴です。

食物アレルギー

何かを食べた後に痒みが表れた場合はこれが疑われます。こちらは痒みの他に嘔吐したり、下痢をしたりといった他の症状が表れることが多いかと思います。ですから初めて何か食べさせる場合は、よく見ていてあげましょう。

ちなみにアレルギーが出る可能性として多いものは、肉類・乳製品・卵・穀類などが、これ以外にも食品添加物などがあります。

ノミアレルギー

これはただ単に刺されてしまったからということではなく、ノミの唾液に対して起こるアレルギーです。ノミの予防は定期的に行いましょう!散歩から帰ったらすぐブラッシングすることも良い方法といえます!

清潔も大事だが、洗いすぎは良くない

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よく痒みを起こしてしまうことを恐れて、過剰に洗いすぎてしまう飼い主さんもいるようですが、洗いすぎも犬にとって良くありません。なぜなら、必要な皮脂まで取り除いてしまうからです。

基本は月1~2回ですが、その子の体質や生活環境によってシャンプーの理想回数は違ってくるかと思います。気になる場合は獣医師さんやトリマーさんに聞いてみましょう。

結局のところ、原因の特定は難しい

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痒みの原因として考えられる可能性は様々です。そしてその病気だと思っても違うこともあります。自己判断はしないようにしましょう。ただ普段の様子を観察できるのは飼い主さんだけです。獣医さん任せというのは良くありません。

飼い主として愛犬にしてあげられることは何か、常に考えてあげましょう。事細かなメモは獣医さんも判断に役立つことと思いますので、こんなことはいいかなぁと思わずにちょこちょこメモを取る癖を付けると良いでしょう!

いずれにせよ、発見が遅れると炎症が酷くなったり、愛犬もストレスが溜まってきて攻撃的な態度に出てしまうこともあります。早期発見・早期治療を心がけましょう!

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UCHINOCO編集部

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