飼い主さんならば知っていたい!犬の耳がピン!と立つときの気持ちとは?

愛犬の耳がいつもよりもピンと立っている時、何を考えますか?犬の気持ちは耳の状態に表れやすいと言われています。人間では考えられない体の一部で、その時の気持ちが理解できるようにもなるのです。今回は耳が立つときの気持ちに迫ります。 2019年08月20日作成

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犬の性格によっても違う耳の状態

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とても繊細で少しのことにでも反応をする犬の場合には、緊張をするだけで耳がいつもよりもピンと立ってしまいます。これは自然な感情表現であり、特別におかしなことでもありません。犬の気持ちは耳の位置で計り知れる場合がほとんどなのです。犬種によっては、耳がそれ以上は立つことはありません。

それでも、小型犬のチワワなどは特に、緊張のために耳が垂直に立ってしまう場合もあるのです。耳を見るだけで、その時の心境がわかりやすく伝わってくるのです。普段から耳が寝ているタイプの犬には見られないこととですが、立ち耳の場合には、緊張をするとさらに、耳がピンと立つのでとても分かりやすいのです。

度胸のある犬は緊張くらいで耳はピンとならない?

まるでアンテナのように、耳をピンと立てて緊張の度合いを表している犬もいるわけです。ただ、同じ犬種でも多少の物音などではビクともしない犬もいます。つまり耳をピンと立てて、何かに怯えるような態度を取ることはありません。度胸のある犬にとって、耳を立てて感情を表すということ自体が、こさかしいことなのかもしれません。

それでも、よく見るといつもよりも耳の角度は上向きという場合もあります。そこは飼い主さんが、見抜いてあげてください。実は度胸があると言われている犬でも、程よい緊張をしている場合もあるからです。自分の意志とは別の感情で、正直な気持ちは耳が立つことで表されているわけです。

一生懸命に知ろうとしているとき

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耳がピンと立つときには、犬なりに探求心に燃えているときです。飼い主さんにもわからない「何か」に対して反応をしているわけです。それが単におやつ待ちの場合もあれば、犬にしかわからない何かに興味を示している状態かもしれません。普段から好奇心が旺盛で、何をするときにも耳をピンと立てるタイプの犬の場合には、わかりやすい感情です。

アンテナを張って家族を見守るという気持ちの表れでしょうか。何か一つでも気になることがある場合には、飼い主さんの方を見つめて耳をピンと立てて大きな瞳でこちらを見いているはずです。もしかすると愛犬が知りたいと思っているのは、飼い主さんの細かな行動に対してなのかもしれません。

興味津々な犬

何か良い刺激を受けて耳がピンと立てているときには、「もっと知りたい」という気持ちが充満している時の状態なのです。それは犬の性格にもよりますがパピーのころから、何事に対しても興味津々で好奇心旺盛な犬の場合には、すぐに耳をピンと立てて、その状況を完治しようとするのです。これも犬特有の動きの一つです。そしてピンと立てている耳は、興味津々が過ぎて感情が高ぶった証拠なのです。

いろんな感情が入り交ざり

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犬の場合では耳の角度や耳の動きでその瞬間の心の模様を知ることができます。ポーカーフェイスの犬でも、耳の位置は生理的にいつもよりピンと立っている場合も多いのです。本当の気持ちは耳に出てしまうので、さすがの犬でも隠し切れない気持ちということになるのでしょう。ヒコーキ耳のようにペタンと耳が倒れてしまう場合と、耳がピンと立つ場合とでは、心模様が随分と違うのです。

つまり、耳がピンと立つ場合には恐怖や慄きということからは縁遠くなるような気持ちが込められているのです。単純に「知りたい」「嬉しい」「わ~い」というような前向きな気持ちが優位になっていると考えてください。まさに、犬らしい天真爛漫さを持ち合わせている犬に多い、行為の一つなのです。

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UCHINOCO編集部

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