猫に氷を与えても大丈夫?お腹を壊さない?

暑い夏になると猫を飼っている人は「氷を与えても大丈夫かな?」と悩みます。実際に夏バテ予防のために飲み水に氷を入れるのは大丈夫なのでしょうか?猫と氷の関係を調べてみました。 2019年08月17日作成

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猫に氷は危険?

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猫に氷を与えようと考えるときは、必ず気温が暑いときです。それ以外のときには、氷などは必要ありません。逆に暑さのために食欲が低下して水分補給が必要な場合などには、氷を与えるのはとても効果的なことです。猫に氷を与えても大丈夫かどうか?ということに対しては適量であれば大丈夫という認識で良いでしょう。

あくまでも与え過ぎることは急激に体温を下げてしまうことにもなります。また氷は固形の状態では、尖った部分もありますのでできるだけ小さく砕いて与えるなど、飼い主さんの方でも工夫をしてあげてください。

与え過ぎると食欲が落ちる?

暑い時期に、氷を与え過ぎると思わぬ弊害が起きます。それは猫が急激に氷を大量に食べることで胃腸障害を起こしてしまうからです。これまでは元気な胃腸も、急に冷たい氷が入ってくることでびっくりしてしまうのです。体が小さめの猫の場合にはその症状は顕著に表れるものです。猫に氷は与えても大丈夫ですが、その量については必ず飼い主さんの管理下のもと、責任をもって対応をするべきです。

せっかく食欲不振や水分補給の対処法として氷を与えても、それが仇になってかえって食欲不振を起こさせてしまったという場合もあるのです。そこを考え合わせるとやはり氷の食べ過ぎにはとにかく注意を払わなければいけません。

冷えすぎた氷は口に張り付く?

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人間でも同じですが氷を舐めるとその氷が下に張り付いて痛い思いをします。これは猫でも同じような状況が考えられるのです。猫の舌の温度と氷の温度差が出てしまい氷が張り付いてしまうのです。猫はその異常に気が付くと乱暴にでも、その氷を舌からはがそうとして思わぬ怪我を負う場合もあります。

氷が張り付くと必ず怪我や事故に、つながりますので、飼い主さんが見守る環境の中で氷は与えるようにしてください。決して留守番の時間に体調の氷を器に入れて出かけてしまなど、しないようにしてください。氷は固形の状態では危険な場合も多いからです。

氷を食べ過ぎると猫も頭痛?

猫も大量に氷を食べてしまうと頭が痛くなります。それは人間と全く同じような症状であり生理現象のようなものです。くれぐれも一気に氷を食べさせないようにしてください。猫の中には、氷が気に入ってしまい病的に氷を欲しがる場合があるのです。氷は栄養のないものです。また日常的に与えるようなものでもないので、氷に依存するような様子を見せたときには、しばらく氷を与えるのをやめてください。

猫に氷を与える時の注意点

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猫は人肌に温まったものを本来は好みます。冷たいものを好むという傾向はあまりありません。氷の場合には、物珍しくその感触が気に入ってしまうと食べるという感覚です。氷を食べること自体には何の問題もありません。ただ、与え過ぎには悪影響があります。あまりにも大量の氷を与えるのは健康に害を及ぼします。猫でも低体温になる場合がありますので注意が必要です。

欲しがるだけ与えるというのも、危険な状態です。あくまでも小さく砕いたもいので、少量だけを与えるようにしてください。急に冷たいものを食べ過ぎると下痢になることも少なくないので、少量に留めておいてください。

夏場の冷え過ぎは体調不良の元凶

普段よりも冷房の効いた部屋で過ごす猫が、急に冷たい氷を口にすることは、体調不良になる可能性を含んでいます。十分に体は冷えているときに、氷を与えてしまうと胃腸に障害が出る可能性が高まります。くれぐれも与えるタイミングや頻度を飼い主さんがきちんと管理する必要があります。よく注意をして与えるようにしてください。

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UCHINOCO編集部

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