猫の多頭飼いに大切なのは、個々の体調管理!

猫に囲まれて暮らすことは絵にかいたように幸せな光景!?ですが、実は猫の多頭飼いにはコツが必要なのです。
なによりも多頭飼いで大切なのはそれぞれの体調管理をどう行うかということなのです。 2019年08月16日作成

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猫の多頭飼いには人知れず苦労が多い!?

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猫の多頭飼いをしている人には、人知れず苦労があるようです。犬のようにしつけで抑え込める部分が少ないからです。その分猫は、自由奔放な性格をしている場合が多く飼い主さんにすら依存しないタイプの猫もいるのです。そこで、多頭飼いを考えたとときには、猫同士の相性が一番のネックになることは、十分に考えたうえで行動を起こしてください。

猫の多頭飼いの中で一番大変なのが、それぞれの体調管理です。猫は自分から体調不良を訴えません。あくまでも飼い主さんの健康管理にかかってくるわけです。あまりにも猫の数が増えてしまうと、なかなか全頭にまで気が回らないというのが本音ではないでしょうか?そこで自宅の広さや飼い主さんや家族の数、お世話をしてくれる頭数によって、迎え入れる猫の頭数はある程度限られてしまうことを、割り切って考えておいてください。

体調管理は多頭飼いのかなめ

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長生きさせたいと願う飼い主さんの場合には、最小限お世話が出来る頭数の猫を飼育するものです。毎日猫を抱っこしてさりげなく猫の体調をチェックすることも忘れてはいけません。最近は猫の耳で体温を測れる体温計も販売されています。そして、体重管理も怠らないようにしてください。猫単体で測るのが困難な場合には飼い主さんが一緒に体重計に乗って、あとから飼い主さんの体重を差し引くという方法がベターでしょう。

まずはそこまでのチェックは怠らないようにしてください。猫の普段の様子もさりげなく観察をして、少しでも異変があるような場合には、多頭飼いの飼い主さんは早めにその対象の猫を病院に連れて行くものです。感染症などにかかっている場合には、すぐに感染をおこしてしまうからです。

体重の増減や咳くしゃみには用心を

あまりにも頭数が増えてしまうと、細かなチェックをすることすら困難になります。せめて5頭程度に抑えておくと、多頭と言っても十分に目が届くわけです。猫は行動簡易が広く、飼い主さんの目の届かない場所に移動してしまう場合も多々あります。住空間的に、どの程度まで開放して管理ができるのか?という点も重要なポイントです。

猫の体調を万全に管理するためには頭数が増えすぎることは、おすすめできません。飼い主さんや家族にも限界があります。もしも仕事柄家を空けるようなことが多い飼い主さんにも、多頭の体調管理はなかなかむつかしいことになってしまうからです。まずは体重や咳くしゃみの有無だけは日々様子を見守るべきでしょう。

猫の様子を遠目からでもチェックする習慣を

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猫が飲み水をきちんと飲んでいるかどうか?そしていつも通りの立ち振る舞いができているかどうか?は遠目からでも観察できることです。いつもより元気がなく、寝てばかりとい場合や、食欲が落ちているなどの体調不良にも即座に対応できることは、猫の多頭飼いの体調管理には欠かせないコツです。多頭飼いをするということは、個々の猫の命を預かるということです。

最初から多くの猫を見守り、お世話をすることは困難な場合には多頭飼いは厳しいと考えておいてください。猫も365日元気に過ごせるとは限らないのです。たまには病気もしますし、体調はすぐれない日もあります。そこをきちんと見つけてそれぞれの猫に対応できることが、多頭飼いの猫オーナーには求められるところなのです。

スキンシップの時間をチェックタイムに

飼い主さんが落ち着いて過ごせる時間帯に、それぞれの猫を抱っこして顔付きや皮膚の様子を細かくチェックしてあげてください。特に目やにが多くないかどうか?涙の量はいつもより多くないか?などは大切なチェックポイントです。鼻水が出ていないか口臭が強くないかどうかも、必ずチェックしておいてください。こうして個々に対応することが、何よりもの体調管理に、つながることを忘れないで飼育してください。

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UCHINOCO編集部

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