犬にとって肉球は大事なんです!まさに〇のような役割があるんです!

肉球ってぷにぷにしてて可愛くて、ファンは意外に多いのではないでしょうか。でも肉球って犬にとってどんな役割を担っているのでしょう?詳しく解説いたします。 2019年08月10日作成

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肉球に魅せられた人達は意外にも多いかと思います。特に子犬の頃なんてピンクで柔らかいイメージがあって、なんだか見ているだけで癒されるものです。

「でも肉球って、具体的にどんな役に立っているの?」と思っている方も多いことかと思います。今回はそんな知っているようで知らなかったりする、肉球の謎について解説いたします!

肉球ってどういう風に構成されているの?

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役割に入っていく前に構造について説明しておくと、まず肉球には柔らかそうに見えても骨があるってこと、皆さんは知っていましたか?その骨という基盤があって、血管などが通っているんです。

肉球は前足と後足で構造が違います。
前足→爪・指球・掌球・狼爪・手根球
後足→爪・趾球(しきゅう)・足底球
でそれぞれ構成されています。こう見てみると、後足の方がパーツが少ないですね。

肉球はどんな時に役立っているの?

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続いて、肉球はどんな時に役立っているのか、一つ一つ見ていきましょう!

体温調節・乾燥対策

実は犬の汗腺って鼻の頭と肉球にしか存在しないんです。よく暑い時にパンティングと呼ばれる犬がハァハァ呼吸をしている様子が見られますよね。あれは体温調節の為に行っているんです。

対して肉球も汗をかきます。何の為にかというと、パンティングが出来ない時のかわり、または肉球の乾燥対策と言われています。
そして緊張して汗をかくこともあるのだとか!人間みたいで親近感がわいちゃいますよね!

地面の暑さや寒さから"ある程度"守る為

人間でも裸足で真夏にアスファルトを歩いたら、火傷してしまうかと思いますので、靴を履くかと思います。犬は肉球に角質層があり、地面の熱を感じにくい構造になっているのです。ですから靴を履かなくとも"ある程度は"大丈夫なのです。

"ある程度"と強調したのは、やはり真夏のアスファルトは思った以上に高温になっている為、犬にとっては危険なんです。ですから、真夏の昼間の散歩は控えて、暑い時は靴を履かせるなどの工夫をしてあげましょう。

また寒さから守るといったのは、肉球もやはり基本的には冷えますが、血管が通っています。結果静脈が冷えても動脈が働いて温かくしてくれるということが起きるのです。

クッション

犬の足先は全体重がかかります。その際にクッションのような役割を果たすのが肉球です。そしてじっとしている犬はほとんどいないかと思います。ジャンプしたりした際にクッションがないと、もろに衝撃を受けてしまいますよね。

ですから衝撃を吸収する機能が肉球にはあらかじめ備わっているのです。

水かき用の膜がついている子も

これについてはついている子とついていない子といるのですが、泳ぎが得意な子の肉球の間には、水かき用の膜がついている場合も。

例にあげるとニューファンドランドや、ラブラドールレトリーバーなどがいます。この子達はその膜があるからこそ、泳ぎが得意なのですね。

肉球には靴のような役割がある!

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総合的に考えると、肉球は犬にとっての靴のような役割を担っていることがわかるかと思います。もちろん、真夏にはさらに靴を履かせるなどの処置は必要ですが、生きていく上で肉球は、犬にとってとても大事な部分なのです。

ですから、ケアは抜かりなく。乾燥を防ぐクリームを塗ったり、優しくマッサージしてあげたり、指の間まで見てケガなどを起こしていないかチェックしたりなど、日頃からしっかりとケアしてあげましょう!

そして愛犬があまりにも肉球を気にしすぎている場合は、何かの異常事態のサイン。まず赤くなったりしていないか肉球をチェックしてみて、わからなければ早めに獣医師さんに相談しましょう。肉球はそれだけデリケートなのです。

著者情報

UCHINOCO編集部

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