命に関わるかも?猫のこんないびきに要注意!

猫が、低く大きな音でいびきを立てている場合は、病気の可能性があるので要注意です。どのような病気の可能性があるのか?そして、いびきをかきやすい猫種は?今回は、この辺りに迫ります。
2019年07月07日作成

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飼い猫が気持ち良さそうに寝ている姿って癒されますよね。すべての飼い主がその姿をいつまでも見ていられるはずです。

しかし、ただ眺めているのは要注意!「いびき」をかいていないか意識してみてください。

猫のいびきは体調を崩している可能性があり、内容によっては命に関わる可能性があるのです。

いびきをかきやすい猫種

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猫がかくいびきを説明する前に、いびきをかきやすい猫種に触れておきたいと思います。ズバリ、いびきをかきやすい猫種は以下の通りです。

・エキゾチックショートヘア
・ペルシャ
・ヒマラヤン
・スコティッシュフォールド

これらの猫種に共通して言えるのは「鼻が低い」ということです。鼻腔が狭くなりやすいため、いびきをかきやすいとされています。

もちろん、これら以外の猫もいびきはかくので、あくまでも参考として覚えておいてください。

こんないびきは要注意!猫がいびきをかく原因やそれにまつわる病気

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ここからは、猫がいびきをかく原因を説明していきます。同時に、それにまつわる病気も理解しておきましょう。

生まれつきの症状

生まれつき(先天性)の症状が原因でいびきをかく猫も多いです。先天性には、
「軟口蓋過長症」があります。

軟口蓋過長症は、上あごの軟口蓋が生まれつき長い状態です。長いと呼吸するたびに振動が起きていびきになります。

寝ている時にストレスを感じている場合は、呼吸が苦しいということなので、命に関わるケースも...。その場合は、手術することになります。

太りすぎ

人間は、痩せている人よりも太り気味な人の方がいびきをかきやすいです。それは、猫も例外ではありません。

増えすぎた脂肪が気道を圧迫していびきが出ます。心臓の肉が分厚くなると心筋症になり、それが悲劇を引き起こすリスクも...。

もし、飼い猫が太っているのであれば、運動させたり食事の量を減らすなどしましょう。

そもそも、太りすぎは身体によくないので、適正体重に戻してあげてください。

・アレルギー

花粉、ハウスダスト、ニコチン、etc。人間は様々なアレルギーを持っています。

猫もこれらのアレルギーを持っていることがあり、鼻の粘膜が炎症していびきが発生するのです。

アレルギーがひどくなると目が炎症する場合もあるので、早めに医師に診てもらってください。

感染症

感染症が原因で鼻の粘膜が炎症を起こし、いびきをかいている場合もあります。主な感染症は

・猫ウイルス性鼻気管炎
・猫カリシウイルス感染症
・クラミジア

などです。要するに「猫風邪」ですね。風邪っぽいなと感じたら医師に診てもらってください。

判断の参考に!要注意の可能性が高いいびきの音とは?

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「うちの猫いびきかいてるけど病気かどうかわからない」という人も多いと思います。要注意の可能性が高いいびきは

・音が大きい
・音が低い
・ノイズのような

などです。このようないびきをかいている猫は、猫風邪や鼻炎にかかっている可能性があります。

起きている時に雑音が入る呼吸をしていたら、ますますその可能性が高いです。すぐに、医師に診てもらうことをオススメします。

ちなみに、

・ピーピー
・スースー

のような音がする場合は、いびきではなく寝息です。気持ちよく熟睡している場合がほとんどなので心配する必要はありません。

【まとめ】飼い猫の寝息に意識を向けてみよう

いかがでしたでしょうか?今回は、病気の可能性がある要注意な猫のいびきに焦点を当てました。

このようないびきは飼い主が気づいていないところで結構起きているものです。今この記事を読んでいるあなたも見逃しているかもしれません。

そのまま放置しておくと命に関わる可能性もゼロではないので、今日から意識してみてください。

そして、症状が気になる場合は、すぐ医師に診てもらいましょう。

著者情報

UCHINOCO編集部

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