猫の味覚の基礎知識|エサを食べない時の対策もご紹介します

この記事では猫の味覚の基礎知識を解説しながら、猫がエサを食べない時のチェックポイントや具体的な対策について、わかりやすく説明していきたいと思います。 2019年07月05日作成

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猫がエサを食べないのは味覚に関係がある?

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猫と生活をしていると、ふと「猫って味覚あるのかな?」と疑問を持つことありませんか?キャットフードを変えたとたん「プイッ!」と顔を背けてエサを食べなくなったり、エサ皿を変えたら今までガツガツ食べていた猫缶を食べなくなったり……。

猫は気まぐれでエサを食べたり食べなかったりすると言われますが、その気まぐれに、味覚がどのくらい関係しているのか気になりますよね。

そこで今回は猫の味覚の基礎知識を解説しながら、エサの好みと味覚の関係性を説明していきたいと思います。猫がエサを食べない時のチェックポイントもまとめていますので、ぜひ参考にして下さい。

猫の味覚は「苦み」「酸味」「塩味」の3種類だけ

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人間の味覚は「甘味・酸味・塩味・苦味・うま味」の五味と呼ばれる基本味を感じることができます。これに対し、猫が感じることができるのは「苦味・酸味・塩味」の3つだけです。

猫が「苦味・酸味・塩味」の3味だけ感じることができるのは、猫が元々肉や魚を食べる肉食動物であることが関係しています。肉食動物である猫は、野菜や穀物に多く含まれる「甘味・うま味」を感じる必要がなかったというわけですね。

では、猫にはなぜ、苦味や酸味、塩味を感じる味覚が残ったのでしょうか?

猫が苦みを感じる理由

猫が苦味を感じるのは、肉が腐敗すると苦味が出ることに関係しています。つまり、肉の鮮度や食中毒になる危険性を、苦味によって判断していたというわけです。

そのため、猫の苦味を感じる能力は他の動物と比較して大変高く、苦味を感じる遺伝子は12種類も備えていると言われています。

猫が酸味を感じる理由

猫が酸味を感じる理由も、肉の腐敗と関係しています。肉は腐ると酸っぱい臭いやアンモニア臭がしますよね?

猫は、この痛んだ肉の酸っぱい味や臭いを味覚や嗅覚でしっかり確認するため、酸味を感じる味覚をしっかり発達させています。

猫が塩味を感じる理由

猫は塩味を感じることができますが、実は酸味や苦味に比べるとかなり鈍感です。肉食動物である猫は、獲物の肉を食べていれば必要な塩分を補給できると本能で知っていたため、塩味に敏感になる必要はなかったのです。

しかし、猫が糖分の「甘味」をまったく感じられないため、それに比べれば「塩味」を感じる味覚はかろうじて残っている、と言われています。

味覚だけでなく嗅覚なども使ってエサを選ぶって本当?

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猫の味覚の基礎知識が分かったところで、味覚とエサの好みの関係性について見ていきましょう。

猫はエサの好き嫌いを匂いや食感でも判断する

前述の通り、猫の味覚は「肉の腐敗具合や危険性を判断するセンサー」と言えます。そのため、猫は味覚だけでエサの好き嫌いを判断することはありません。

それを裏付けるように、猫は味覚よりもエサの「匂い、食感、噛み応え、歯触り」などを重視していると言われ、特に好きな食べ物は匂いで覚える傾向にあります。

もし、いつも食べているフードや猫缶の食いつきが悪い時は、変な匂いがしないか確認してみて下さい。

また、ドライフードは開封後に匂いが薄れることがあるので、消費期限や開封後の日数などを確認する、保存方法を見直すなどの対策をしてみるとよいでしょう。

猫は熱い食べ物を好まないので注意!

猫は「猫舌」という言葉がある通り、熱い食べ物を好みません。温めすぎたエサは、たとえ味覚や嗅覚を刺激されても、ほとんど食べることはありません。

猫用のエサを温める時には、30~35℃前後の温度を目安にしましょう。また、冷やしすぎも良くありません。エサの温度は常温~人肌程度が適温だと覚えておいて下さいね。

食器が気に入らなくてエサを食べないことも

猫は、エサのおいしさを味覚だけでなく「嗅覚・聴覚・視覚・触覚」も使って、しっかり判断します。そのため、エサの食器の形や色、触れた時の感触や音などが気に入らないと、とたんに食欲をなくしてしまうケースがあります。

人間も、食べ物の見た目が悪かったり、食器が気に入らなかったりすると食欲をなくすことがありますよね。猫もそういった点は人間と同じ、というわけです。

もし、鮮度や温度に問題がないにも関わらず、いきなりエサを食べなくなったという時は、食器を見直すのも一つの手です。

猫がエサを食べない時のチェックポイント

・エサの匂いや食感を確認する
・エサの鮮度や保存方法を確認する
・エサの温度管理に気を配る
・食器に問題がある場合もあるので、他の食器に替えるなど工夫してみる

猫は「味覚を含めた五感をフル動員してエサの好き嫌いを判断している」と考えられています。

猫がエサを食べない時は、味覚を刺激するエサの味だけでなく、食感や鮮度、温度や食器など、総合的なチェックや見直しが必要だと覚えておいて下さいね。

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