猫のウェットフードとドライフードの使い分けの極意

大切な家族である猫に少しでも健康に長生きしてもらえるための、体質や年齢、健康状態に合ったウェットフードの選び方を紹介します。 2019年07月06日作成

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猫用のウェットフードは何を選べばいいの?

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愛猫用ウェットフードは、カリカリと呼ばれるドライフードに比べて非常に多様性があり、種類も沢山あります。
形状も沢山の種類があるので、グルメな猫ちゃんはドライフードよりも圧倒的にウェットフードの方が好きなことが多いです。
しかし、そのためウェットフードには明確な役割の違いもあるので、使用用途と合ったフードを選んであげることが大切です。
大まかにわけると、ウェットフードには主食用とおやつ用に分かれていて、栄養素なども全然違うので自分の猫ちゃんの食生活に合った物を選んであげなければいけません。
主食として与えるものは、必ず総合栄養食と書かれている物を選びましょう。
これ以外のウェットフードは、カリカリのドライフードを主食にしている猫ちゃんのおやつ用や副食用のフードとなっています。
これを主食として与えてしまうと、栄養バランスが悪くなったり肥満などの原因になってしまうので、どのような用途でウェットフードを使うのかに合わせて選んであげましょう。

ウェットフードとドライフードの違いとは

猫用のごはんは、ドライフードとウェットフードの二つにわかれますがこの二つは明確に質が違います。
基本的に、猫ちゃんの健康面を考えるならば主食はドライフードを中心にしてウェットフードは副食としてあげるのが理想です。
というのも猫用のウェットフードは水分量が多いので、食べやすいかわりに口の中に汚れが残りやすくなったり、猫ちゃんのお腹が緩くなりやすいというデメリットがあります。
また、脂肪分もドライフードに比べて多いので肥満になりやすくなってしまうリスクもあるので、ドライフードを主食にしてあげた方がいいですね。
バリエーションも多くて、美味しいのはウェットフードの方なのでこっちに慣れてしまうと、ドライフードを食べなくなってしまう猫ちゃんも多いです。
なので、そういう場合はお気に入りのウェットフードにドライフードを混ぜてあげる工夫にも使えます。
ドライフードは栄養価が高いですし、こちらを食べてくれる猫ちゃんなら中心にした方がいいご飯です。

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ウェットフードの上手な使い方

健康的な意味では、ドライフートを主食にした方がいいのですが、ウェットフードを主食にできないという事ではありません。
ウェットフードを主食にする事にもメリットがあって、猫ちゃんによってはその方がいい場合もあります。
まず、一番は猫ちゃんが年を取ったりして食欲が落ちてしまい、ドライフードをあまり食べなくなった場合です。
他にも、猫ちゃんが歯周病などで口が痛くてウェットフードしか食べられない時なんかも此方を主食にしてあげた方がいいです。
ただ、ウェットフードを主食にする場合に気をつけないといけないところもあります。
まず、第一にウェットフードはドライフードに比べて口の中が汚れやすいです。
なので、歯周病になりやすいため主食にする場合はきちんとご飯の後の歯周病ケアをしてあげないといけません。
また、食いしん坊な猫ちゃんによってはウェットフードを上げ続けると際限なく食べてしまうので、量の管理をしてあげるのも大事です。

いかがでしたでしょうか?猫用のウェットフードはとても種類多いので、選ぶのも迷ってしまいますね。
ですが、猫ちゃんの健康を保つためは勿論、ご飯を楽しく食べてもらうための工夫ができるご飯でもあるんです。
健康にいいご飯を食べさせてあげるのが一番ですが、猫ちゃんはペットの中でもとてもグルメです。
だから、ご飯が気に入らなかったりすると、ハンストと言ってご飯を食べないようになったりする事もあります。
何も食べないよりは、やっぱりなにか食べたほうがいいので、そんな時の手助けにもなるのがウェットフードの特徴です。
他にも、猫ちゃんへのコミュニケーションや、ご褒美としても使う事が出来ます。
是非、猫ちゃんに美味しく楽しい食事が出来るように活用してみてください。

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UCHINOCO編集部

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