どうしてわかるの?離れていてもい愛犬が飼い主を見分ける理由

愛犬は必ず大勢の中にいても飼い主さんを見分ける力を持っています。それはなぜでしょうか?視力が良いから?それともその場所まで、匂いが届いているのでしょうか?今回は愛犬が飼い主さんがわかる理由を考えてみました。 2019年07月01日作成

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犬は飼い主さんの「音」を聴いている

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犬の聴力というのは、スーパーコンピューター並みの能力に満ちているようです。例えば、玄関の向こう側に飼い主さんが立つ瞬間に、飼い主さんかどうか?がわかるというのです。それはなぜなのか?理由としては飼い主さんの歩く音や立てる音の特徴ですべてを見分けているからなのです。毎日の生活の中で飼い主さんが立てる音の特徴を、ひとつ残らず聞き分けているということを知れば知るほど、愛犬が愛しくなるものです。

飼い主さんかどうか?を聞き分けるためには、聴力をフル活用しています。神経を傾けて、「飼い主さんが帰ってきたのかどうか?」を研ぎ澄まされた神経の元で判断をしているのです。この能力は素晴らしく高いものだと思います。目の前に飼い主さんが居なくても、そこに飼い主さんが居るかどうか?の判断が付くというところが凄腕です。

飼い主さんがその場所にいなくても

愛犬は飼い主さんの声のトーンを認識できます。よく似た声でも、きちんと聞き分けるのです。飼い主さんがしゃべっている声を聴いて、今どの部屋にいるのか?どこにいるのか?が可能な限り判別できます。犬が飼い主さんがどうか?を見分けるために、一番多く使っているのは聴力だと言えます。

一番信頼をしていて、常に愛し愛されたいと考えている飼い主さんが発する声を間違うわけがないのです。犬は常に、飼い主さんを追い求めているものです。一度聞いたその声はもう、忘れることはありません。これが飼い主さんを見分けるもう一つの手段なのです。愛犬にとって飼い主さんの声は何よりも愛しく尊い声なのです。

犬は人間の顔を見分けることができる

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飼い主さんと背格好が似ているような人と、飼い主さんを混同しない理由は、飼い主さんの顔をきちんと認識しているからなのです。一緒に暮らす飼い主さんの顔ほど、犬の記憶に何度も上書きされているものはないのです。常に今の飼い主さんの顔をインプットすることで、犬は飼い主さんを限定できるのです。

飼い主さんがサングラスや帽子をかぶってしまうと、一瞬判断に迷うようですが近くまで来ると今度は聴力や嗅覚を使って、この人が飼い主さんかどうか?という判別機能を発揮するのです。どのような手段を使ってでも、犬は飼い主さんを間違わずに判別できるのです。

鼻の良い犬ほど飼い主の香りには敏感

飼い主にしかない、体臭や飼い主が付けている香水などは常に嗅ぎ分ける能力を持ち合わせているのです。それが紛らわしいものであっても、必ずそれが飼い主であるかどうか?の判断に間違いはないのです。家の中で漂う匂いや飼い主から香る匂いには誰よりも敏感なのです。

そこは犬の習性として嗅覚をフルに使い、最大の努力をしながら飼い主さん限定の匂いかどうか?を判別します。犬に生まれた以上、そこに狂いはないようです。人工の香りの匂いを記憶するよりも、飼い主さんに触れ合っているときに感じる匂いの方を優勢的に覚えているのです。飼い主さんが群集に紛れていても、きっとどのあたりにいるのか?はおおよその見当が付くわけです。

愛犬が飼い主さんの存在がわかる理由

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飼い主さんに対しては愛犬として、忠誠心を尽くしているのです。大好きな飼い主さんの行動には、全神経を傾けて、全てを受け入れてすべてを覚えようとする能力が働くようです。犬がどうして飼い主のことがわかるのか?という点の答えとしては愛すればこそわかるということに尽きます。そして、飼い主さんを知ろうとする愛犬の努力の賜物でもあり、犬としての習性でもあるのです。

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UCHINOCO編集部

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