犬の生理期間に過ごし方について

人間にも起こる生理現象の生理ですが、気が晴れなかったり、頭痛がしたり、腰が痛くなったりと憂鬱な気分になる方もいらっしゃるかと思います。
犬の場合はどうなのでしょうか?今回は犬の生理期間や生理期間の過ごし方についてお話しさせて頂きます。 2019年06月23日作成

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皆さんは犬が生理中の時、どう対応されていますか?
そのまま、自然に過ごさせている方もいるかと思いますし、生理の対策をしている方もいるかと思います。
今回は犬の生理について詳しくお話しさせて頂きます。

犬の生理について

犬の生理は発情期のことを指します。
犬により差はありますが、生理が起こるタイミングは約半年に一度です。
ですが、1年に一度発情する犬種もおりますので、犬種により、差があることを覚えておいて下さい。
犬の初めての生理は、犬が性成熟を迎える6~7ヶ月齢位に初回の発情が起こり、生理があります。
この初めての生理についても個体差があり、大型犬の場合は約1歳位で生理があることもありますので、自分の飼っている犬がその時期に生理が来ないからと言っても焦る必要はないかと思います。
生理期間としては、約7日位で、その期間より短かったり、長かったりということもあります。

生理中の犬の様子について

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では犬も生理中、人間のように憂鬱な気分になってしまうのでしょうか?
この件に対しても個体差がかなりあります。
生理中の犬の変化としては、
・散歩に行きたがらない
・食欲がない
・水を沢山いつもより飲む
・いつもよりも寝ていてだるそうにしている
・ソワソワしている
などという変化がみられることがありますが、いつもと何も変わらずにしているという犬もおりますので、一概に変化が絶対あるというものではないようです。

犬の生理期間の過ごし方について

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生理期間中に愛犬に快適に過ごして欲しいと思う飼い主は多いかと思います。
では、どんな過ごし方がベストなのでしょうか?

自然体でいつもと変わらずに

生理中、いつもと変化をつけてしまうのは、かえって犬のストレスになってしまうかもしれません。
あまり構えすぎず、普段通りにしておいてあげたほうが良い場合もあります。

散歩については、発情している時に他の雄犬に出会ってしまうと雄犬を興奮させてしまうことになるので、時間を選んだり、距離を短くしたりとしてあげることをおすすめします。

また、ソワソワしている様子が見られたり、不安そうに見える場合はそっと飼い主が傍にいる時間を増やしてあげることも大切です。

おむつやペットシーツで対策を

どうしても家の中に生理の血がつくのが困るという方は、犬専用の生理用おむつを利用することも良いかと思います。
いつもより、少し広めにペットシーツを敷いてあげることも良いでしょう。
ですが、本来、犬におむつというものは存在してきませんでした。
そう考えると、不快な思いをしている犬もいるかもしれませんので、無理やりおむつを付けることはやめてあげましょう。
また、犬のお気に入りの場所がソファなどの場合は、もう使わない毛布や服を敷いてあげたり、ペットシートを敷いてあげたりすることで家具への付着を防ぐことが出来ます。
わざとではないので、生理の血が付着したからと言って犬を怒らないであげてください。

ドッグランなどの外への外出はマナーが大切!

散歩時と同様に周りの犬への配慮が必要です。
いくらおむつをつけているからといっても、雄犬がいる可能性がある場所への外出は控えるようにしましょう。
生理中の犬自身も、神経質になっている可能性がありますので、刺激になってしまう可能性があるものは取り除きましょう。
ドッグランには生理が終わればまた行くことが出来ますので、飼い主がしっかり考えて行動してあげましょう。

人間と同じと思ってあげて

いかがでしたか?
犬の生理について、期間や仕組み、過ごし方などをいくつかご紹介させて頂きました。
生理期間中、犬も人間と同じ様な変化をすることがあります。
嫌がることはせず、静かに見守ってあげることも大切なのです。
また、周りへの配慮も忘れないようにしましょう。

著者情報

UCHINOCO編集部

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