猫が水を飲まない…水を飲んでくれる対策とは?

猫はあまり水を飲まない動物であることは確かです。これは猫のルーツに関係しているのですが、あまりにも水を飲まないのも心配になってしまいますよね。そんな時の対策とは? 2019年06月21日作成

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猫はあまり水を飲まない動物

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猫のルーツには砂漠地帯の出身ということがあります。砂漠では水が少ないので、狩りをして食べる獲物から水分を採っていたんですね。自分の体の中で水分調節をして、オシッコを凝縮させることができるので、そもそも水を飲まなくても大丈夫な体だったということになります。

猫が水を飲まないからといって無神経はNG!

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ではそんな猫が水を欲しがらないから与えなくても良いかといったらそうではありません。水を飲まなくても…というのは昔のお話。今は狩りをする訳ではないので、しっかりとお家で水分補給をさせましょう。きちんと水を飲んでいないと、暑い夏などは脱水症状になることもあります。

新鮮なお水を常に用意しておこう

猫は匂いにとても敏感です。長時間放置された新鮮ではないお水はそもそも飲まないでしょう。なので、飲んでも飲まなくてもいつもお水はキレイな状態で置き、こまめに新しいものを用意してあげてください。その時はきちんと器も洗いましょう!猫によっては冷たい水よりもちょっとぬるめのお水を好む場合があるので、色んなパターンを試してみるのも良いと思われます。

与えるのは水道水で十分

猫に与える水はミネラルウォーターでなくて大丈夫です。体に良い方がいいのでは?と思ってしまいがちですが、ミネラルウォーターの成分は決して猫に良いものでもありません。そして、しょっちゅう取り換えてあげる必要もあるので、コストの面から考えても水道水で十分です。

水は一ヶ所じゃなく数ヶ所に!

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水を置く場所はエサの場所と決めないで、数ヶ所に分けてたくさん置いてみましょう。猫が必ず居る場所の近くだったり、通り道などに置いておくと気になってなんとなく飲んでくれることもあります。

色々試してダメならウェットフードを与える

どうしても水を飲んでくれない場合、お水はウェットフードからも摂取できます。普段はドライフードしか与えていないお家でも、何回かに一回はウェットフードを挟むのも良いでしょう。ウェットフードは80%~90%が水分です。したがって手軽に水分補給ができますよね。

器を変えてみるのも対処法の一つ

今まで使っていたタイプの器ではなく、色や形、素材なども変えてみると好みが分かるかもしれません。猫は大体プラスチックの容器をエサやお水の器として使うことが多いですが、ガラスや陶器などの器は匂いがうつらないので好む猫が多いでしょう。

急にお水を飲むように!これは病気のサインかも?

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これまでお水を飲まないで苦労していたのに、急に飲むようになった!これは病気のサインかもしれません。第一に考えられるのは腎臓の病気です。どういうことかというと、腎臓の機能が低下しているためにオシッコがたくさん出てどんどん水分を摂る必要があるのです。なのでお水をたくさん飲んでいる、オシッコの量が増えたなどの変化があった場合は動物病院を受診した方が良いでしょう。

加齢による腎臓機能の低下でもお水をたくさん飲む

猫でも加齢による体調の変化は避けられません。特に病気というわけはなく歳をとることでも腎臓機能の低下は起こります。この場合もすぐにお医者さんに診てもらうことをおすすめします。

子猫の脱水症状には特に注意!

子猫の脱水症状には特に注意が必要です。子猫は成猫よりも体の水分が多く、必要量を下回ると命に関わる危険性も出てきます。お水も飲まず下痢・嘔吐などをしてしまうと、子猫はあっという間に脱水症状になってしまいます。成猫のような体力がまだないので、ぐったりと元気がないようなら早めに動物病院に連れていきましょう。

著者情報

UCHINOCO編集部

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