鳥にあげる餌は何がおすすめ?

鳥を飼うときに、最初に考えたいのは何を食べさせるのか?ということでしょう。犬や猫のように手作り食で賄うということは困難です。ペットショップで入手できる専用の餌を正しく与えることが原則です。 2019年06月03日作成

  • ペット - 小鳥ペット - 小鳥
  • VIEW:5,937

栄養バランスが整った鳥専用の餌

https://www.shutterstock.com/

最近はペットショップに足を運ぶと、多く鳥用の餌が販売されています。「鳥」と言っても種類は豊富です。鳥の種類別に餌も分かれていますので適切に選んで与えるようにすることが重要です。鳥用の餌であれば何でもOKというのは、間違いですのでくれぐれも注意をしてください。

鳥用の餌としては「ペレット」が一番有名です。犬や猫のフードのように総合栄養食ですので、様々な栄養素がバランスよく配合されていて、嗜好性も高いものです。もう一つは、自然食である「ヒエ・アワ」などを混ぜ合わせた鳥用のフードです。何を選べばよいのかは、食べさせる鳥の種類をきちんと理解して、選べば良いのです。

ペットとして愛する鳥の餌・種類別に選ぶ

https://www.shutterstock.com/

鳥の中にも種類があります。小鳥に区別されるものと大型の種類まであります。鳥の大きさに見合ったものを与えないと、その鳥にとっては負担になる場合もあります。くれぐれも気を付けて与えるようにしてください。その中にも動物性の餌と、植物性の餌があります。

一番有名なのは小鳥の餌としてキビ、アワ、などが合わさったものです。最初に選びたいのは、この種類の餌です。穀類や果物そしてチーズや虫の幼虫などを入手して洗えるという方法もありますが、できれば市販のものを使う方が安全でしょう。

鳥の種類別の餌選び

一般的に市販されている鳥の餌は、穀物を主原料とする「混合シード」と「ペレット」です。しかし、ペットとする鳥の種類によって何を選べば良いか迷う方もいらっしゃるでしょう。

小型~中型の鳥であれば、このどちらかを選択すれば良いですが、中には果物を好む鳥もいますので、分からない場合は獣医師に聞いてみると良いでしょう。例えば、カナリヤなどは果物の香りを好みます。九官鳥は果物を主食としていますので、専用の餌があります。

また、脂肪分を多く必要とする鳥もいますので、ペットとする鳥の特徴や主食を把握した上で餌選びをすると良いでしょう。それ以外にも鳥の種類によっては特別な餌が必要となることもあります。

例えば、フクロウやタカ・ハヤブサなどの猛禽類は肉食です。小型・中型の鳥用に市販されている混合シードやペレットではなく、マウス・ひよこ・うずらなどを冷凍した餌や、それらをペースト状にしてカルシウムやミネラルなどを加えた加工食品もあります。これらは解凍してから与える必要があります。

食べてよいものはこれ!

とうもろこしやパン、ひまわりの種は鳥が好むものです。また木の枝に置くとすれば、クルミも大好きです。季節の果物としては柿を好みます。りんごやみかん、チーズなども鳥の餌としては向いています。

ペットとして鳥を飼うときには、自分で食材を選んで餌を与えるよりも、予め餌として市販されているものを使う方が安全です。慣れてきたら好みの食材を少しずつ与えてみるのも良いでしょう。何よりも体調不良にならないことが大前提です。無理のないように、鳥の様子を見守りながら与えるようにしてください。

人気の鳥用餌・厳選シードミックス

https://www.shutterstock.com/

小鳥用の餌としては需要の高いものです。アワが主原料になっています。鳥たちは主に、赤アワが大好きです。2種類のアワを合わせて使うことでより嗜好性が高まっています。鳥が好むアワの中でも、粗悪なものは消化が悪く、鳥の体調が崩れる原因ともなるのです。その代わりにオーツ麦やタンパク質を加えることで、より美味しさを追求した鳥専用の餌になっています。各メーカー、少しずつ内容を変えて販売していますが、美味しく安全に食べさせられるのが、この種類のミックスフードです。

ジュウシマツ、文鳥、セキセイインコなど小型から中型の鳥まで幅広く与えることができます。餌選びに迷ったときには、まずは選んでみてください。

体調管理のための乳酸菌

鳥の体調管理のためには乳酸菌を餌に加えることも良い方法です。その中でも特に生きた乳酸菌は、飼い主さんとしては知っておいていただきたいと思います。一般的な鳥用の餌に2割程度の分量を振りかけるという形の方法で使います。体が小さい小鳥などには、特に分量を守って与えることが大切です。

ペットの鳥のために2種類の餌を使い分ける

ペットショップでは比較的安価で嗜好性の高い「シード主食」とやや値の張る「ペレット主食」があります。栄養バランスを考えるとペレット主食を選ぶ飼い主さんも増えています。その中でも、鳥が健康に育つためのベース原料は飼い主さんが一番知っておいてほしい成分です。

・小麦
・卵
・大豆
・とうころこし
・ビタミン
・ミネラル

これらがきちんと入っている鳥用のフードを選んでください。そこに有機亜鉛や有機セレンなどを配合しているオリジナルの鳥用フードが望ましいでしょう。

著者情報

UCHINOCO編集部

UCHINOCO編集部では、ペットに関するお役立ち情報をお届けしています。

オススメ

新着記事