これって噛み癖?自然な行動として家具をかじるのはあり?

可愛い姿の愛犬も家具をガジガジとかじり出すと、飼い主さんは思わず悲鳴を上げたくなるものです。犬の自然な行動としてそれを認めてしまうと、際限なく家具が傷ついてしまいます。そこで、今回は犬が家具をかじることについて考えてみました。 2019年05月13日作成

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いつのまにか家具がボロボロ??

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犬が木をかじるというのは本能だから放っておけば良いのでしょうか?実際に大事にしている家具をかじりだすと、家の中が大変になってしまいます。犬の方も一度でもかじってしまうと、よほどの対策をしない限りずっと家具をかじる癖が止まらくなります。そうなる前に、きちんとしたしつけを考えなければいけません。家具が犬のかじる対象ではありません。そこをきちんと線引きしておいてください。

犬の方にも成長段階で歯が痒いなどの理由があります。その時に適切なおもちゃなどを与えずに放置してしまうと、家の中にある「固いもの」を探し当ててそこをかじって楽しもうとしてしまうのです。これは絶対に問題行動ですので、止めさせるようにしてください。噛んではいけないものの中に家具は入っているのです。

家具を噛むと歯が気持ちよい?

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犬にとっては、歯の生え変わり時期に固いものを噛むと、とても心地の良いものです。それでも飼い主にとっては、ダメージの大きなことです。犬と暮らす上で、そこまで妥協する必要はありません。家具をかじることについては、スプレーなどを使って、犬に家具を噛まさないようなしつけを入れすことを優先してください。犬は噛んで良いものと悪いものがわかりません。ついつい、家具を噛んでしまっているというだけの理由なのです。

それでも、いたずら防止のスプレーなどを上手に使い分けて、犬に「家具は噛んではいけない」ことを時間がかかっても教え込みましょう。それが犬と心地よく暮らすということです。歯が気持ち悪い時には、噛んで遊ぶおもちゃを意識的に準備をして与えるなど、飼い主さんとしても気の利いている行動を取ってあげるのが先回りです。

噛みつき防止という意味で重要なしつけ

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家具を噛むということは、他の固いものも噛んでいると解釈するべきでしょう。つまり家具を噛んだからといってそこだけを叱っても効果がありません。そのほかのものを、かじっているときにも注意が必要です。犬は退屈になると退屈しのぎに口の中に何かを入れたいという衝動になります。そこに家具があれば噛り付いてしまうのは、自然な行動と言われています。もしも、お留守番の必要性があるときには、ゲージの中に入れて出かけるなど、飼い主さんの方でも犬が家具に近づかないように、工夫をしてあげてください。

飼い主さんが帰ってくるまでの時間、何か不安な気持ちをかき消せる遊びはないか?と犬なりに考えるわけです。そこで思いつくのが家具を噛むことなのです。それは間違った遊び方であり、間違った退屈しのぎです。これを飼い主さんの責任のもと、きちんと犬にわからせるようにしつけることが、重要ポイントです。

かじられては困るものを犬から遠ざける

目に触れる場所にその対象物があれば、犬は本能的に家具にかじります。それがどんどん楽しくなると、エスカレートする可能性もあるのです。飼い主さんとしては叱りつけることも大事ですがまずは家具をかじられないようにする工夫を選考してください。いたずら防止スプレーが一番、身近で犬の問題行動に対処できるものです。そして家具をかじるという問題行動が出始めたときに、犬と過ごす時間にできることを増やしてみませんか?例えば散歩の時間を少し長くすることや、ボール投げをして遊ぶなど、犬が楽しいと思える遊びを入れてあげてください。留守番中も、夢中になれる知育玩具を与えるなど、改善できる点は、工夫をしてみてください。そうすることで。家具をかじるということが激変します。

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UCHINOCO編集部

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