犬の迷子札の意味を知っていますか?

震災や予期せぬ災害のために、迷子になるペットが後を絶たない状況がありました。犬の迷子札は家庭犬の場合には、必要ないのでは?とおもわれがちですが、万が一のために、犬にも迷子札が必要なのでは?という意見があります。今回は迷子札のメリットなどについてまとめてみました。 2019年05月10日作成

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犬にとっての迷子札

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全ての犬にマイクロチップが装着されているものでもありません。ごく一部の犬にはマイクロチップが使われていますがほとんどの場合には、迷子札を活用することになります。迷子札には愛犬の名前と飼い主の連絡先が記載されるようになっています。最低限の情報でも、犬が無事に飼い主さんのところに戻れるようにという配慮からできたものです。

近々の災害時でも、迷子札をつけていたことで身元が判明したケースも非常に多かったようです。迷子札がない状態で、飼い主と逸れた場合には、戻ってくるのはほぼ難しいという現実もあるのです。

迷子になるわけがないと思う飼い主さんにも付けてもらいたい

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震災や災害、事故に限らずに旅先で迷子になった犬というのも年間数多く保護されているのです。迷子札はあくまでも任意のものですが、愛犬家の中では常識となっています。なによりも、最悪の事態を常に想定して、愛犬を路頭に迷わせないための配慮です。

愛犬を災害から守る備えとして、首輪などに装着する飼い主さんも増えてきました。昔ながらのデザインではただ首輪に装着するようなタイプのものでした。最近はとてもおしゃれで機能性の高い迷子札が増えてきたことにも注目してください。

お好みのデザインのものを愛犬のために

骨型のネームタグ迷子札は一番スタンダードな感じがします。最近はメタル素材のものやカプセルIDのものが多くなってきました。手作りのアンティーク調のものや、真鍮タイプのものなど、普段付けている首輪やハーネスのデザインに合わせると、おしゃれ感も高いのです。

そして革製のネームバンドは首輪に付けられるタイプのものになります。小型犬などはハーネスに付けるタイプの迷子札も重宝します。

機能面に優れている迷子札

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犬の鑑札や狂犬病済票も入るタイプの迷子札がとても好評です。素材も軽いもので、できているので運動量の多い犬でも全く負担になりません。なによりもすべての情報がそこに集約しているので、公的な身分証明にもなるわけです。これは犬にとってもきちんと公的な場所に出るときには必要なものです。

迷子になった場合を考えてみると、やはり身元がわからず予防注射の有無もわからない場合には、保護される場所も限定されてしまうのです。やはり万が一を考えると、できるだけ情報量を多く集約できるような迷子札の必要性がわかります。

センスの良い迷子札をつけることで、安全性を高める

迷子札や鑑札というものは、その犬の身元を証明します。飼い主のところへ確実に戻れるのは、やはりきちんとした迷子札をつけている犬なのです。小さなネームタグにも苗字と電話番号と住所が刻印されているだけで、十分に身元証明になるのです。最近は、チョーカータイプのものもあります。小型犬などには、きれいなチョーカーの先に透明なタグがデザインされているようなものをお勧めします。

持病などがある場合にはカプセルの中にその情報を集約して入れることが出来ますので、非常に便利です。何事も用意周到でちょうど良いのです。万が一のことを思い行動をしている飼い主さんほど、愛犬を災害から守り抜くことが出来るのです。

とにかく迷子札を準備しておくこと

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書いた名前が消えにくいタイプとしては刻印されているタイプのものが一番安全でしょう。そして運動量や愛犬の過ごし方によって迷子札のタイプは吟味しておきましょう。大きさやタイプは様々な商品がありますのでその中から選べばよいのです。あとから後悔をしないように、飼い主として今やれることは万全に整えておくことこそが、大事な心構えなのです。

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UCHINOCO編集部

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