エサはひまわりの種だけじゃない!ハムスターにバランスの良い食事をさせよう

ハムスターはひまわりの種が主食と考える人もいますが、実は雑食性の動物です。野生では野草や穀類、昆虫などから栄養をとっています。
一緒に暮らすハムスターが健康を保つために、あげたいエサの種類や注意点などをご紹介します。 2019年04月30日作成

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ハムスターというとひまわりの種、というイメージがある人は多いですよね。
アニメなどの映像を見ても、ひまわりの種を食べているシーンがたくさん出てきます。
しかし、ハムスターは他にも色々な食べ物から栄養を取り入れているのです。
お家に迎えるハムスターには、なるべく健康で長生きしてもらいたいもの。
どんなエサをどれくらいあげたらいいのか、把握しておきましょう。

ハムスターの主食

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エサの大部分を占めるものとしてあげたいのは、ペレットと野菜です。
ペレットはタンパク質や脂質、繊維などの栄養がバランス良く配合されたもので、半生タイプや固形タイプがあります。
半生タイプは添加物が入っていることが多く、傷みやすいというデメリットがあるので、固形タイプを選ぶと良いでしょう。

あげる量は一例として、ゴールデンハムスターの場合10〜15グラム、ジャンガリアンなどの小さいハムスターの場合3〜4グラムを与えます。
ハムスターによって食べる量は異なるので、これを目安として調整してください。

野菜は新鮮できちんと洗ってあるものをあげたいですね。
キャベツやニンジン、チンゲンサイ、コマツナ、カボチャなど色々な種類のものを1口大に切ってあげます。
シャクシャクと美味しそうに食べる姿はとっても癒されますよ!
タンポポ、ハコベ、ナズナなどの野草もあげて大丈夫です。
ハムスターの健康のために、ペレットと野菜を中心にしたメニューにしましょう。

タンパク質やビタミンを補う食べ物

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ハムスターには動物性タンパク質が必要です。
ペレットにもタンパク質は含まれていますが、それ以外に卵の白身や煮干し、チーズ、ヨーグルトなどをあげることができます。
チーズや煮干しは塩分の摂りすぎにならないよう、控えめのものを選びましょう。
ミルワームやイナゴなどの昆虫からもタンパク質を摂ることができます。
これらの食品は毎日だとあげすぎになるので、2〜3日に1回あげるのが理想です。

ビタミンを摂るためには果物をあげると良いです。イチゴやリンゴ、ブドウ、バナナなどをあげられます。
水分や糖分が多いためあげすぎには要注意です。

ハムスターの大好きな種子

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種子は大きく分けて低カロリーのものと高カロリーのものがあります。
低カロリーなのはハトや小鳥用のエサ。キビやトウモロコシなど粒の小さいものが配合されています。
健康に良いので毎日あげても大丈夫です。

高カロリーなのはひまわりの種やクルミ、ピーナッツなどです。
ハムスターの大好物で、あげると喜んで食べるのでついたくさんあげたくなりますよね。
しかしあげすぎは肥満のもと。1日2〜3粒程度にしておきましょう。
ひまわりの種ばかりあげていると、他のエサを食べなくなることもあるようです。
色々な種類のエサを食べてもらうためにも、適量を保ってあげたいですね。

エサの取り替え

取り替えるのはハムスターが起きてくる夕方頃がベストです。
固形タイプのペレットは腐りにくいので、1日入れっぱなしでも大丈夫です。
野菜や果物は朝チェックして残っていたら捨てましょう。
長時間家を空ける場合はペレットや種子を入れておくようにして、腐りやすいものは避けた方が良いです。


ハムスターも人間と同じように、どんな食事をするかは元気でいられるかに大きな影響を与えます。
ハムスターが喜ぶからといって、高カロリーの種子ばかりあげていると病気になってしまうかもしれません。
ハムスターに必要な栄養がきちんと摂れているかを考えながら、毎日のメニューを決めたいですね。
エサの量もハムスターの体重を量りつつ、その子に合った量を見極めてあげましょう。
そうしたきめ細かいお世話は、ハムスターと長く一緒にいられるという良い結果に繋がると思います。

著者情報

UCHINOCO編集部

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