猫のジャンプ力がすごい!どこまでが着地可能なのか?

猫は体高の5倍程度のジャンプ力を持っています。思いのほか高いジャンプ力を見せたときに、着地が可能かどうか?と心配になるのも無理ありません。人間が想像しているよりも驚異の身体能力を持ち合わせる猫について考えてみました。 2019年04月28日作成

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猫が高いところから降りても着地可能な理由は?

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猫が驚異のジャンプ力を見せた後、高い場所から落下しても無事に着地可能なのはなぜ?と疑問を持ってしまいます。この猫の着地可能な能力はどこから来ているのでしょうか?実際に、猫は高いところが大好きという習性を持ち合わせます。実は、高いところに登ったあとに、着地をする際には秘密があるのです。ご存じでしょうか?

猫が例えば背中側から落下した場合でもお、すぐに着地体制を整える能力があるのです。空中でお腹側を下なるように体制を変えて着地できるという特技があるわけです。これを瞬時に行えるので、高い場所から着地可能なのです。それでも事故が全く起きないというわけではないのである程度の高さ以上に登っている時には用心してください。また事故防止のためにもあまりにも高いところにまで登れないように配慮することも大切です。

猫に備わっている驚異のバランス能力とは?

猫はどれだけ高いところから着地しても、怪我をすることはほとんどありません。これにはどのような秘密があるのかと言えば、とにかくバランス能力に長けていると言えるのです。バランス能力というのは、空中にいても0.5秒ほどで体制を整えられるということです。それに加えて猫には三半規管が優れているという点が挙げられます。

三半規管の内部に少しでも傾いているという信号が送られるとすぐに、猫の場合には頭が捻じれている部分を感知した途端に重力に負けないように落下しても地面に足先が付くように体制を整えられるのです。これを空中受け身と猫愛好家の中では呼んでいるのです。

猫は首の筋肉が発達している

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猫は高いところから降りるときに、首の筋肉が少しでも捻じれを含む異常を感知するとすぐに首にある筋肉が伸びるようになっているのです。常に重力に対して、安定している構えを取れる能力に長けているので、絶対に不自然な落下状態にならないのです。とにかく、猫は柔軟性のある体つきをしています。

骨格自体も、人間と比べると40近くも多くの骨格を持ち合わせるのです。体のパーツも200以上という驚異の細分化がなされていて、怪我の少ない運動機能が備わっているわけです。だからこそ、高いところから落下しても着地可能なのです。

猫が無傷で着地できる高さはどれくらいか?

自然な猫の動きを見ているだけでも、驚異のジャンプ力と着地可能な様子は目を見張るものがあります。実際には7メートル近くの高さからの着地も可能と言われています。但し、中にはそれ以上の高さやそれ以下の高さでもタイミングを外した場合には大けがを負うケースもあります。あまり、猫の着地可能な高さを過信しすぎるのもよくありません。

実際には降りるよりも登る方が得意なのです。降りるのを怖がる猫もいるのです。すべての猫にとって着地可能な高さが7メートル近くというわけでもないようです。

猫に過剰なスキルを求めてはいけない

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猫には伸長の5倍程度の高さまでジャンプが可能という得意技があるのは確かです。そのうえ、着地をする際には空中で受け身の体制を取れるということもあり、ほぼ、無傷で着地可能なのです。体が不自然に捻じれていることを感知するだけの筋肉が備わっているのは、犬などには見られない優秀な機能です。・そのうえ三半規管が優れているので、落下事故も少ないのです。

それでも、着地に失敗をして大けがをする猫も少なくはありません。これくらいは大丈夫、などと飼い主が過信することはかえって、危険なのです。猫にも限界がありますので、家猫の場合には、十分に注意をして極めて危険であるという高さにまで登れないような仕組みの家具の配置などを考えるべきなのです。

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UCHINOCO編集部

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