大きくて可愛い!猫の三角耳の秘密

猫は人よりもとても聴力が優れています。私たちが聞こえない小さな音も猫には聞こえています。あの可愛くて大きな三角耳の秘密を暴いていきましょう。
2019年04月14日作成

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猫の聴力の良さは飛び抜けている!

可聴域という言葉を聞いたことがありますか?これは低い音から高い音、どの程度の音域を聞き取ることができるかの範囲のことを指します。
では猫の可聴域は一体どのくらいなのでしょうか。
人  20~20000Hz
犬  40~45000Hz
猫  40~75000Hz
分かりやすく人、犬と比較してみるとびっくりする事実が見えていきます。
実は、猫は犬の約二倍以上の可聴域の広さがあります。
また人と比べると、約4倍以上の音域を猫は聞くことが出来るという凄まじい聴力の良さなのです。
猫は40Hzの低音から75000Hzの高音という広範囲の音が聴き取れますが、低い音は人間と比べると聞こえにくい音なのです。

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なぜこんなに聴力が優れているの?

これは現代のイエネコの祖先のリビアヤマネコの頃へさかのぼります。
この頃、猫は砂漠で自ら狩りをして食事にありつかなければいけませんでした。
実は猫はあまり目がよくなく、人の十分の一程度の視力しかないのです。
猫の大きくて可愛らしい瞳ですが、水晶体が大きいために人の二分の一程度の調整力しかないので、全体的にボヤケてみえてしまいます。
その分、聴力が頼りだったのでしょう。
ですからネズミが穴に隠れる音をどの方向で、どのぐらいの距離で動いているかを瞬時に理解するために聴力の良さは必要不可欠だったのでしょう。
ネズミなどの獲物は高い声で鳴くため、猫は高音を聞く能力が高くなっていったのだと言われています。
猫は犬とは異なり、人と共生してきたのはそこまで長くはありません。犬は二万年以上前から猟犬や番犬とし人と共に生きてきました。
しかし猫は人が穀物を作るようになってきて、その倉庫にネズミなどが住み着いたのでそれを狙って猫も住み着くようになったのが共生の始まりだと言われています。
ですから、猫はハンター歴が長いので聴力が優れているのにも納得です。

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三角耳のアンテナ?

猫の可愛い特徴でもある大きな三角耳は、猫の聴力の良さを一役買っています。
猫の耳はたくさんの筋肉から構成されており、自由な方向に動かすことによりさらに音を聞き分けることができます。片方ずつ違う動きをすることも出来ます。
寝ている猫を呼んだら、全然反応しないけど耳だけこっちに向いているときは、体は動かしたくないけど聞こうとはしている状態なのかもしれません。

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猫はなぜ女性の声を好むのか?

男性の方には少し寂しい話ですが、猫は男性よりも女性の声を好むと言われています。
それは冒頭にお話した可聴域が原因でもあります。
猫は高音を聞き取る能力ははるかに高いですが、低い音となると人間の私たちよりも聞こえないのです。
ですから聞き取りにくいのも、原因の一つになっています。
また猫が喧嘩しているときの声を聞いたことはありますか?
低音の唸る鳴き声は威嚇を意味し、猫にはドキドキさせる音域なのです。
ですから、飼い主さんの甘い声も低かったら「怒ってるのかにゃ?」ともしかしたら感じてしまうのかも知れません。
ネズミも高音で鳴きますし、高い音は猫が好む音域なのでしょう。
また猫は人のことを大きな猫と認識しているという可愛いらしい一説があります。
動物の世界では体が大きいのは強者の象徴です。男性は女性よりも筋肉量も多く背も高いことが多いので、それもあり女性が好まれやすいのかも知れません。
体の大きな猫が低い声を出している=なんとなく苦手
という方程式が出来上がっているのかも知れません。
本当の所は猫にしか分かりませんが、愛猫と接するときには低めの体勢で高めの声を出すと愛猫とますます仲良くなれるのではないでしょうか。

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あの可愛らしい三角耳は、本当に優れたアンテナだったのです。
猫が耳を動かしていたら、どんな音が聞こえているのかな?と想像してみても面白いかも知れません。愛猫とともに楽しいハッピーライフを満喫してください!

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