まさか!犬のジャンプにはこんな危険性があるの?!

大興奮でピョンピョン跳ねている犬はとても可愛いですが、それには危険もはらみます。愛犬の為になる予防策をご紹介します。
2019年04月20日作成

  • 犬のカテゴリ - 犬のしつけ犬のカテゴリ - 犬のしつけ
  • VIEW:17,162

犬が飛び跳ねて自分の帰りを喜んでくれるのは、飼い主としては幸せな瞬間です。よく実家の父親が、「僕の帰りを、飛び跳ねて一番喜んでくれるのは愛犬だ!」と話していましたが実はこの喜びの表現のうちの一つ、ジャンプは意外な危険な面も含みます。
その危険性についてご紹介していきたいと思います。

なぜジャンプをするの?

出典元:https://www.shutterstock.com/

理由⒈ 興奮が止まらないから
冒頭でもお伝えした、喜びの表現がジャンプになっているということです。
それが過剰になり、大好きな飼い主さんが帰宅すると喜びの舞をしてしまう犬もいるそうです。ちなみにうちの犬もそのうちの一匹でした。

理由⒉ 要求を通す為

飼い主さんが美味しそうなものを持っていてそれを食べたい時や、今おやつが欲しいときなど、何かの要求を通したい時にジャンプをするといった形にあらわれます。

理由⒊ 構って欲しい時

僕はここにいるよ〜!と言わんばかりに体全体を使って構ってアピールをします。またジャンプをすることが抱っこして欲しい時の表現になっている犬もいると言われています。

理由⒌ 習慣化されている為
まずジャンプをするといいことが起きると犬自体が感じている為でしょう。
ですから、とりわけ理由がなくてもジャンプが癖になっている犬もいます。

ジャンプの危険性とは?

出典元:https://www.shutterstock.com/

犬のジャンプはとても可愛いですが、危ない面もあります。その危険性をご紹介します。

⑴ 人に怪我をさせてしまう可能性もある

お散歩中や訪問客など、あらゆる機会で愛犬が他の人とかかわる機会があります。犬が苦手な人以外は飛びかかってジャンプしてもそこまで危ないことはありませんが、問題なのはお年寄りや子供、または骨折中など怪我をしている人に向かって飛びかかってしまうことです。
お年寄りの場合は、転んだだけでも骨折をするなど最悪の場合は命に関わることもあります。そんな可能性も無きにしもあらずなのです。特に大型犬の場合はパワーもあるので、注意はかなり必要になってきます。

出典元:https://www.shutterstock.com/

⑵ 犬が苦手な人もいる

私たちのように犬が大好きな人ばかりではありません。
もしかしたら重いアレルギーを持っている人もいるかも知れないので、もし飛びかかったりしたら相手に多大な迷惑をかけるだけではなく、愛犬にも危険が及ぶ可能性もあります。反射反応で突き飛ばしてしまうこともありえなくないです。
ですから日頃からジャンプの癖をつけないのが愛犬の為かも知れません。

⑶犬が怪我をする可能性がある

出典元:https://www.shutterstock.com/

犬はジャンプが習慣になっていると、この程度の距離なら飛べると思い高いところからジャンプする可能性があります。
その際に足を滑らせ、骨を折ってしまうことや脱臼をしてしまう可能性もあります。そうなると大好きなお散歩もしばらく行けなくなりますし、愛犬に負担もとてもかかるでしょう。
またジャンプには足や腰に負担もかけるので、これが習慣化すると椎間板ヘルニアなどを発病する恐れもあります。

ジャンプを辞めさせるには?

対策 ⒈ オスワリなど何かしらのポージング

愛犬はオスワリが出来ますか?またはフセなど、何か呼びかけたらすぐにできるポーズなどがあるとそれが効果を発揮します。
ジャンプをしそうになったら、すぐにそれを呼びかけてジャンプが止まったらたくさん褒めてあげます。それを何度も繰り返します。
またそれを聞けずにジャンプをしてしまったらプイッと後ろを向くなどして、
ジャンプ=ダメなことと覚えてもらいます。
大きな声を出して怒るなどは逆効果なので、ゆっくり時間をかけて理解をしてもらいましょう。

出典元:https://www.shutterstock.com/

対策 ⒉ 構わなくする

ここは愛犬の為だとグッと我慢して、ジャンプをしたら構わないことが重要です。犬は大好きな飼い主さんの表情や気持ちを読み取ろうとするので、ジャンプをすると少し冷たくなると感じれば、それが原因と理解し始めて治る可能性があります。
もう一つの効果的なのが、ジャンプをしたら愛犬の目の前からすぐに居なくなる方法です。ずっと一緒にいたい気持ちが強い犬はすぐに学習し始めます。ピョンピョン跳ねる姿はとても可愛いので、辛いとは思いますがここは愛犬の為と心を鬼にして冷たく振る舞いましょう。


出典元:https://www.shutterstock.com/

しつけも愛犬とともに楽しみながら、ゆっくりと繰り返しすることが一番の近道です。危険は未然に防ぎ、愛犬とのハッピーライフを満喫してください!

著者情報

UCHINOCO編集部

UCHINOCO編集部では、ペットに関するお役立ち情報をお届けしています。

オススメ

新着記事