猫は雨の日に暴れる！？対処法って？

雨の日というのは人間でも何となく憂鬱です。犬の場合には何となく寝てばかりということが多いのです。その日に限って寝てばかりという犬が多いのも雨の日のせいです。では猫の場合はどうでしょうか？猫にとって雨の日は「気に入らない日」なのです。その猫の性格によって、様々な行動パターンを取りますが、一番多いのは、普段は鳴かないのに、雨の日にはよく鳴くということです。

これはなぜなのでしょうか？飼い主さんに対してというよりも、何となく何かを訴えたくなるのです。これは猫特有の心理と考えられています。いわゆる雨によるストレスという考え方が有力です。そして、雨の日に限って大運動会を繰り広げる家猫が多いのもとても不思議な現象だと思います。猫自体が暴れることはよくあります。ただ、それが雨の日という結びつきを考えると、単に雨が嫌い？という結論に達するわけです。

憂鬱だから眠るという猫よりも、普段よりも大暴れをするような猫が多いのは、ストレス発散の方法として体を動かしていると考えられています。自由に庭先などに出る習慣がある猫の場合、雨の日をとても憎らしく感じているのです。せっかく遊ぼうと思っていたのに外の出られないというストレスが一気にかかります。

そして運動会のように急に暴れだすというパターンはどの家庭でも一度は経験されているのではないでしょうか？猫は自分を表現することがあまり上手ではありません。飼い主さんと積極的なコミュニケーションを図るという術ももちません。だからこそ急に走り回り、暴れてしまうという自己表現を選んでしまうわけです。暴れても何も解決しないかもしれません。それでも雨の日には暴れずにはいられない！というのが猫の主張なのかもしれません。

猫にとっては雨そのものが不愉快でならないのです。雨の日にアンニュイな気持ちになって寝てばかりいる猫の方が珍しいほどです。たいていの猫は雨の日には何もないのに急に怒り出す場合や、暴れだすこともあるのです。やや狂暴になっている可能性もありますので、不用意に体を触ろうとするのは控えた方が良いのです。猫の嗅覚は犬ほどではないものの、雨の日独特の「香り」を感じて不機嫌になっていることが多いのです。

家の中にいても雨の気配を感じるといつものように、窓の外を観察し始めます。どうやら今日は外には行けない、と感じた猫はふて寝をしたり、何かに八つ当たりをするなど、自分の欲求不満を何にぶつけたら良いのかわからなくなります。そして、思いあまって、急に走り出したくなるのです。大暴れをして自分の、うっぷんを晴らすわけです。これは、猫特有の性質です。

普段から遊んであげたり、普段からストレス解消に努めることで、雨の日にいきなり大暴れしてしまうことを避けることができます。いつも使っているおもちゃで落ち着いてくれる可能性もあります。
そこでここでは、おすすめの猫用おもちゃをご紹介します。

裏面に吸盤が付いているので窓や壁にくっつけたり、床に置いて2種類の使い方ができます。高さを自由に変更でき、ぎっしりと麻が巻いてあるので思い切り爪とぎが堪能できます。

袋型のおもちゃです。袋の底の赤いカットテープを引っぱるとトンネルに早変わりします。クラフト紙の部分がカサカサと音をたてるので、大喜びすること間違いなしです。

軽く揺らすように振るとフィルム部分がカシャカシャ鳴るのが特徴的です。
空中で大きく振るとぶんぶんと鳴ります。2段階で楽しめるおもちゃです。

中に挟まっているボールをコロコロ転がして遊べます。
電池も不要で猫が一人遊びできるおもちゃなので、留守番用にもぴったりです。

室内だけで飼育されている猫でも、雨の日は不機嫌で大暴れをして大変という飼い主さんの声を聴いたことがあります。確かに、外に出るわけでもないのに何か気に入らない！そんな感じでしょうか。猫は言葉にならないストレスを大暴れをすることで自己表現しているだけなのです。

このような状況を回避するためは、紹介したおもちゃだけでなく、
キャットタワーを充実させてあげてもいいかもしれません。

そうすることで、猫のストレスも軽減されることでしょう。

猫が暴れることは珍しいことではありません。突然スイッチが入る原因としては主に、ストレス反応であることを飼い主さんが一番、感じてあげてほしいのです。