春のお散歩には危険がいっぱい潜んでいる?注意すべき3選!

気温も上がり花々も色づき始める春は、最高なお散歩シーズンです。
しかし、犬にとって春は多くの危険性もはらんでいるのです。
2019年03月26日作成

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寒い冬の終わりが近づいてきて、緑が生き生きとし日差しも心地よいそんな春、愛犬とのお散歩は楽しいですよね。しかし実はそんな春には危険が多いのも事実です。
今回はどんな危険性があるのかをご紹介していきます。

⒈ 花粉症

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え?犬にも花粉症ってあるの?と驚かれた方もいると思います。
春にはスギ、ヒノキなどの花粉が飛び始めます。
人→目が痒くなる、鼻水が止まらないなど
犬→主に皮膚が炎症を起こす、またくしゃみなど
人と犬の主な症状が違うため、皮膚炎が悪化してから気付くということも多いです。
もともと皮膚炎にかかりやすい犬で春になって悪化したなと感じたら、花粉症を患っている可能性が高いです。症状は皮膚が赤く腫れ、とても痒そうにします。重症化すると脱毛などの症状も見られます。
対策としてはお散歩後、出来るだけ犬の毛に花粉を残さないことが重要です。
外出用の洋服を着せ帰ってきたら脱がせるなど、家に持ち込まないよう玄関で犬の体を撫でるようにして花粉をはらい、濡れたタオルなどで拭いてあげるなどの対策が効果的でしょう。お風呂の入れすぎはよくありませんが、週に2回程度ならば効率よく花粉を落とすことが可能です。
また花粉が飛びにくい時間の早朝、夜間に散歩をすることにより花粉から愛犬を守ることができるでしょう。
対策してもあまり効果が見られなければ、病院へ行くことをオススメします。
塗り薬や飲み薬を投薬して、様子を見ましょう。

⒉ 熱中症

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熱中症は夏だけでなく、実は油断しやすい春も熱中症になる確率が高いのです。
その理由は、犬の換毛期によるものです。
寒い冬を越えるために毛の密度がぎっしりしたアンダーコートがふかふかの冬仕様の毛が生えています。それが春はまだ夏の毛へと生え変わっていません。五月は最高気温26度近くなる時もあります。そんな気温の時に、人でいうとふかふかのダウンコートをきてお散歩をするということと同じです。
この生え変わりの時期は特に注意しましょう。
熱中症対策は持ち歩きできる犬用の水筒を購入するまたは、帰ってきたらすぐに新鮮な水を用意するなど、愛犬が脱水症状にならないように水分の管理をするよう心がけましょう。
春とはいえど、日光が照りつけるコンクリートは熱をためこみアスファルトから距離が近い犬は私たちと体感温度は異なるでしょう。
また犬は、汗をかけるのは肉球などと狭い範囲だけなので体温調節がとても難しいです。そのためパンディングといった口を開けハアハア息をする行為で調節しますが、熱中症にかかり始めると、このパンディングが激しくなり動きが鈍くなります。そして嘔吐や震え、意識障害などが見られるようになります。これが初期症状になりますが、このサインで気付くことができれば最悪の展開を防ぐことができます。この症状が出たらすぐにかかりつけの病院へ行くことをオススメします。
その際、体の温度を下げるよう人間と同様太い血管が通っている部分を冷やすようにしましょう。水を自力で飲めれば良いですが、無理に飲ませて詰まらせたりしたら危険などでやめましょう。
熱中症は死にいたしめるとても怖い病気です。愛犬の様子をみながらお散歩をするようにしましょう。

⒊ 生物

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春には様々な生物が活動し始めます。犬にとっては危険がある生物も多く存在します。お散歩道で遭遇する可能性がある、ムカデやハチ、毒ヘビなど草木が茂っている場所へ突入するのが好きな犬でしたらその危険性も考えておいた方が良いでしょう。また春になるととても活発的になり飼い主を悩ませる生物、ノミやダニも多くなって来るので気をつけましょう。
マダニは目で確認できるほど大きなダニですが、このダニは厄介です。草木に潜んで愛犬に寄生し血を吸いどんどん大きくなっていきます。大きくなると100円玉ぐらい膨らみ愛犬を苦しめます。こうなった場合は無理に取ると愛犬を傷つける可能性があるので病院へ駆け込みましょう。

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このように、春には様々な危険なことがあります。しかし注意するだけで防げるものばかりなので、愛犬の様子をみながらポカポカの春のお散歩を満喫してください。

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UCHINOCO編集部

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