猫が脱走したくなる気持ちとは?脱走予防のためにできることはなに??

猫は好奇心旺盛な動物です。ついつい外の世界に興味を示すとそれが脱走に繋がってしまうのです。家で生活をしている猫の場合、脱走をしてしまうと怪我や事故のきっかけになってしまいます。脱走予防ということは飼い主さんの中で常に意識をしておくべきことです。 2019年03月23日作成

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猫は脱走させないことが大前提

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猫は動いているものにすぐに、興味を持ちます。ついついそれに誘われて知らない間に外に出てしまっているというパターンがほとんどです。すぐに自分の居た場所に戻れると良いのですが、どんどん家の方向とは違う場所に進んでしまうと放浪してしまう結果になります。家で住んでいる猫の場合には、まず絶対に脱走をしないことを前提としてください。最悪のケースの場合、交通事故に遭うことも十分に想定されるからです。

猫が飼い主さんのそばから脱走してしまう心理を考えてみたことがありますか?猫は大きな音が嫌いなのです。例えば飼い主さんの家でリフォームが始まった時や、隣家の工事がある時期には要注意です。その物音から逃れようとしてついつい、脱走を企ててしまう心理がありのです。猫はとにかく恐怖心が先立つとその場から離れようとします。それが猫の脱走に至る気持ちなのです。

恐怖を感じたら逃げるべし

猫が感じる恐怖心というのは飼い主さんが計り知れない部分でもあります。少々のことで動じない、メンタルが強い子ならば飼い主さんのそばから離れません。例えばお留守番が多く、飼い主さんとの密着度もそれほど高くない場合には、恐怖を感じてしまうと道路に飛び出してしまう場合も多々あるのです。

来客が多い家というのも、猫にとっては平穏な暮らしを害されているような気持ちになるものです。できれば別室で猫を待機させられるような環境を常に作っておくと便利です。急な来客にも対応できるからです。猫の本能に対応するためには人間に知恵を絞って、猫の脱走を回避するほかありません。

玄関口が一番危険な脱走ゾーン

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猫が脱走を図るのは、玄関からが一番多いとご存じでしょうか?そこをまずきちんと整備してあげることで、脱走を回避できます。玄関にフェンスを置くなどして絶対に表に出ないようにしてください。窓にもフェンスをつけて、隙間から外に出ないようにするなど、飼い主さん側の配慮が必要です。

最近は猫専用の脱走防止グッズなどが通販などでも販売されています。猫と一緒に生活をするということで、必要なのは脱走させない工夫です。猫の心理を飼い主さんとして理解をしたうえで、猫が危険な状態にならないように、未然に防ぐことが飼い主さんからの愛情表現の一つです。

猫を脱走させないようにするために理解するべきこと

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縄張り意識の強い雄猫はどうしても外の世界に興味を示します。去勢をするというのは、健康維持のためにもなりますが、このように猫の脱走を助長させないという意味合いでもあります。飼い主さんとして、危険防止を本気で考える場合には、去勢をすることも脱走予防の一つになるのです。

元々は外の世界を知っているという猫を飼いネコにする場合には、脱走をいつしてもおかしくない程度の、覚悟が必要です。本能に負けてどうしても飼い主さんよりも外の世界と感じてしまう猫が多いのも事実です。明らかに犬とは違う習性を持っていますので、脱走癖は否めないわけです。

脱走する前に先手を打つ

猫が脱走してしまうと取り返しが付かないパターンが多いのです。だからこそ、絶対に脱走をさせない配慮が必要なのです。あらかじめ猫を迎え入れる前に玄関や窓に対策をするなど、飼い主としての先手を打つことから始めてください。脱走したらどうしよう!という心配以前に、脱走しないような暮らしを実現するべきです。猫を危険な目に遭わせないことが何よりも優先されるべきことだからです。

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UCHINOCO編集部

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