犬の散歩に抱っこは意味がない?歩かない犬との散歩について

犬種によっては、しっかりと自分の足で散歩ができる場合と飼い主さんの方にすぐに甘えて抱っこをせがむ犬がいます。子犬の場合には抱っこ散歩という方法があります。いずれにしても、抱っこしながらの散歩にも意味があるのです。今回は散歩中に抱っこをしながら歩いている飼い主さんと犬の気持ちを考えてみました。 2019年03月04日作成

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散歩中の抱っこもあり??

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大型犬の場合には抱っこなどは出来ないのですが、小型犬が散歩の途中で歩かない時に、飼い主さんは抱っこ散歩をしています。もしかすると抱っこ散歩をせがんでいるのには理由があるのではないでしょか?小型犬の中には、散歩が苦手という子も多いのです。歩くよりも抱っこしてという感じでしょうか。

犬が抱っこをせがむ心理とは?

散歩が嫌いという犬は結構多いのです。抱っこをしてと要求するののいは心理的な問題が潜んでいる場合があります。何か散歩中に怖い思いをしたことはありませんか?やはり外に出たときには抱っこではなく、自分の足で歩いてほしいと願うのは飼い主さんの方です。犬の方は抱っこで散歩をしたいと願っているのです。そこで相反する気持ちが交差するのです。

散歩で歩きたくない理由がいくつか思い当たる場合には、一つずつ解決してあげましょう。もしかすると、地面に足をつくと肉球が傷んでいるのかもしれません。様々なことを想定して、犬の気持ちは事情を汲んであげるのが飼い主さんの役割です。

散歩中に抱っこをしないとどうなる?

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犬を抱っこさせて散歩をすることは、犬にとっては実質的には散歩ではありません。ただ、抱っこです。それでも犬が満足をしている場合で飼い主さんも許せるのであればそれで良いのではないでしょうか?無理やりに散歩中に抱っこをせがんできたときに、拒絶をすると、犬の方が傷ついてしまいます。

犬はいつも歩くのが嫌になったら飼い主さんが抱き上げてくれることを学習しています。だから条件反射のように、歩かない=抱っこという風に頭にインプットされてしまっているわけです。それが犬にとって最良なのです。

飼い主さんが抱っこをしないから歩く

犬の中には、飼い主さんが抱っこを拒絶したときに悟って、自分の方から歩こうとする場合もあるようです。それは一部の犬だけで、やはり散歩は嫌いとストを起こされる場合もあります。そうなってしまうと最終的に連れて帰るためには抱っこという方法しか取れなくなります。悩ましいですがそれが現実です。

歩かないから抱っこはダメという考え

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抱っこができるサイズの犬は中型犬よりも小さい種類の犬です。歩かない時に抱っこをしてもらえると思い込んでいる犬ばかりです。ただ、犬の中に散歩でしっかりと歩くという使役は感じられいのです。ほとんどの場合、飼い主さんが散歩に行こうと言っているからついてきているという感じでしょうか。

もしくは自分から散歩が大好きで、どんどん歩けるタイプです。どちらかのパターンです。歩かないから抱っこはしないという価値観を犬に押し付けても何の解決にもならないのです。

潔く諦めるのもやさしさ

どうしても犬が抱っこ以外の方法でその場を立ち去ろうとしない場合には、諦めるほかありません。路上で立ち往生をするほど、世間に迷惑なことはありません。それよりも次の機会を見据えてその日は散歩であるかなかったと、考えるほかありません。

抱っこが好きな犬は、散歩などよりも飼い主さんとのスキンシップを求めているのです。そこを理解してあげてください。犬を抱っこすることで犬は飼い主さんの温度を感じます。そして飼い主さんは犬のぬくもりを感じるのです。犬が抱っこを求めて来るのは、散歩が嫌いという気持ちと飼い主さんに甘えたいという一心なのです。そこを理解してあげるのも愛情の一つではないでしょうか。

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UCHINOCO編集部

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