うさぎのエサは何がいい?健康で長生きしてもらうために

毎日の食事はうさぎの健康に大きく関わってくるものです。
飼い主がしっかり見極めないと気がついた時は大変なことになってしまうケースもあります。
そこで、そんな心配を取り除けるように、ここではうさぎの健康をサポートするメインのエサと副食についてご紹介しています。

2019年02月26日作成

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1うさぎのエサは2種類

うさぎのエサには基本的にペレットと牧草をメインで与えるようにしましょう。

ペレットはペットショップなどで売られている固形状のうさぎ専用栄養食になります。
ハードタイプやソフトタイプなどさまざまな種類がありますが、歯の伸び過ぎや、歯並びをよくする効果もありますので、必ずメインで食べさせることをおすすめします。

1日に与える量はうさぎの体重の3%~5%を目安にして、一日に複数回に分けて食べさせるのが理想です。
最低でも朝と夕と2回には分けて、その日のうさぎの食欲や様子などを観察しながら食べさせてみると良いでしょう。

牧草は毛玉対策に有効な繊維質で豊富な栄養が取れますので好きなだけ食べさせてあげて下さい。
ただ、うさぎにあげる牧草には大きく分けて2種類あり、うさぎの年齢に合わせて変えてあげるのがベストです。

・マメ科・・・アルファルファ、クローバーなど
・イネ科・・・チモシー、大葉など

マメ科の牧草はタンパク質やカルシウムが豊富なため成長期の若いうさぎに食べさせてあげると丈夫な体を作れます。
しかし、うさぎが高齢になってくるとマメ科の牧草ではカルシウムが多いため尿結石などの病気の原因になりかねません。
そのため高齢になってきたらイネ科の牧草のほうが、うさぎの体に負担がかからず良いといえます。

また牧草にはフレッシュな状態であげるものもあれば、キューブタイプや乾燥させたものなどいろんな種類が準備されています。
うさぎの好みに合わせていろいろ試し、一番食いつきのいいものを探してあげてはいかがでしょうか。
また、ニオイがとんでしまうと食べてくれなくなることがありますが、そんな時は天日干しにしてみたり、レンジでチンしてみたりして水分をとばすと食べてくれるようになることがあります。

出典元:https://www.shutterstock.com

2副食として与えていいもの、悪いもの

副食には野菜や果物、うさぎ専用の市販のおやつ、サプリメントなど種類が豊富にあります。
しかし、肥満や虫歯の原因にもなりますので、基本的にメインの食事の妨げにならない範囲で与えるようにしましょう。

うさぎの副食に最適な野菜の種類は?

野菜は繊維質が豊富で糖質も少なく、うさぎに最適な副食と言えるでしょう。
しかし、なかには下痢なってしまったり、中毒症状に陥ってしまったりする危険な野菜もありますので、注意して与える必要があります。

・中毒に陥る危険な野菜・・・ネギ科の野菜、じゃがいもの皮、ニラ、にんにく
・下痢や結石になる野菜・・・キャベツ、レタス、白菜、小松菜、パセリ

上にあげた野菜は可能なら避けて、うさぎの体に最適な人参、ブロッコリー、大根の葉、サラダ菜などの野菜を与えるようにしましょう。

新鮮なもので、できれば無農薬だともっといいですが、無理な時はよく洗って水分をとったものをあげて下さい。

また、散歩中に野草を食べるうさぎもいますが、たんぽぽやクローバーなどうさぎにとっていいものもあれば、中毒を起こす野草もたくさんありますので、出来る限り外で食べさせるのは避けた方が無難です。

うさぎが大好きな果物は少量がベスト

うさぎは甘い果物が大好きな動物ですが、こちらも主食を妨げない程度にあげるのがベストです。
果物には繊維質、ビタミンとうさぎの体にいいものがたくさん入っていますが糖質と水分が多いため、あげすぎると下痢になったり、虫歯の原因になったりすることもあります。
しかし、パイナップルやパパイヤなどは毛球症の予防効果が期待できますので、量を加減しつつあげてみてはいかがでしょうか。

3まとめ

出典元:https://www.shutterstock.com

うさぎに健康で長生きしてもらうための正しいエサの与え方はいかがでしたでしょうか?

現在はうさぎの健康に配慮したおやつやサプリメントなど豊富な種類が揃っていますが、あくまでうさぎの体調や様子を観察しつつ適度にあげるように心がけましょう。
おやつをあげる時は手からあげるようにすると、うさぎとコミュニケーションが取れ懐いてくれるのも早くなり効果的ですよ。

著者情報

UCHINOCO編集部

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