賃貸住宅で猫を飼うには、準備が必要!

猫を賃貸住宅で飼う場合には、細心の注意が必要です。実際にペットOKと記載のある賃貸住宅でも話を聞くと猫はダメと言われる場合も多いようです。今回は賃貸住宅で猫と暮らすためのポイントをまとめてみました。 2019年02月18日作成

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相場よりも高い??ペット可の物件のカラクリ

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賃貸住宅の中でもペット可能と記載がある物件には一つだけ注意をしなければいけない点があります。それが割高になっている賃料です。なぜペット可能なのに普通のお部屋よりも高いのか?と疑問を持っても当然です。これには貸主側の事情があることを知っておいてください。まず、猫を入居させると爪とぎのために、部屋が傷む可能性が高いのです。犬よりも猫の場合には猫の習性によって、どうしても部屋が傷みやすいという判断のもと賃料が割高になるのです。

それには退去後に貸主が修繕費用を捻出するための保険のようなものと考えておいても良いでしょう。なかなか物件が見つからないという場合もありますが、最近は随分とペット入居可能という物件も増えているようです。ただ、入居時の条件をよく聞いて、後からトラブルにならないようにしてください。猫を賃貸で飼うというのは、実際にはなかなかハードルの高いことなのです。

猫を賃貸で飼うということは、貸主にはリスキーなこと

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建物のオーナー側はペットの臭いがどうしても物件に染みついてしまうと、退去時にかなりの経費をかけてリフォームをする必要が出てきます。そして、鳴き声がうるさいという近隣住民からのクレーム処理にも追われるのです。このような理由から、一般的にペットが入居できる物件数は少ないのです。

そこで、借りたいと思う側も、条件を少し緩和しておくと良い賃貸物件に出会える可能性が広がります。例えば駅からの至近距離であることや、築年数の希望を少し見直してみるのも方法です。駅から離れている場所や、物件自体が古い場合には猫と一緒に入居する場合でも条件が随分と緩和される可能性も高いからです。

ペット物件を豊富に抱えている会社を探す

基本的にペット飼育可能という物件を豊富に抱えている会社を探すというのも一つの方法です。会社自体がペットに理解のある場合、貸主さんの方に様々な交渉をしてくれる可能性が高いからです。何も知らずにペット可能という表示だけで入居を決めてしまうと、初期費用が高額な場合などには後々苦労ことが予想されるからです。

爪とぎ防止と飼育のマナーを高める

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最近は猫の飼育グッズも充実しています。尿の臭いを緩和する砂やグッズなども多く販売されるようになりました。そして猫の爪とぎを別に飼い主さんの方で準備することで、物件に大きな傷をつけることも回避できるようになっているのです。このような環境整備が進んだおかげで、猫の入居を可能としている賃貸物件が増えてきました。猫の飼い主さんとしては嬉しい限りです。

そのためにも賃貸住宅で猫と暮らすためのマナーを、高めておく必要もあるのです。いくら猫の入居を許可している物件だからと言って、絶対にマナー違反はいけないことです。できるだけペット共生型の集合住宅であることが望ましいのです。無理をしてまで入居を断行すると、床材から壁紙まで原状の回復までの費用が莫大に罹ってしまうことが想定されます。

地域によってはまだまだ進まない理解も

どうしても賃貸マンションや集合住宅の場合には猫を飼育する条件とはかけ離れている場合もあります。間取りや敷金がペット飼育のために割高になる場合がそれに当てはまります。そんな場合には、少し郊外に場所を定めてペット飼育可能の戸建て住宅を探すという選択もあります。

賃貸住宅で猫を飼うということ

あくまでも自分の持ち家ではないので、飼い主の方で住宅の建具などを傷つけないように準備を万端にしてください。特に爪とぎのグッズは部屋の中に数か所置くなど、特別な配慮が必要です。まずはそこを完璧に行ったうえで猫との生活をスタートさせてください。心地よく住むためには用意周到な準備が必要です。

著者情報

UCHINOCO編集部

UCHINOCO編集部では、ペットに関するお役立ち情報をお届けしています。

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