犬が識別できる色は2種類?犬から見た色の世界

「犬は色を識別できず、モノクロの中で生活している」と、昔は考えられていました。
ですが、最近の研究で犬は色を識別できることが分かっています。
犬が色を識別できることを知れば、おもちゃや生活道具を選ぶのに活かすことができますよ。
その他、犬の目についての豆知識についても紹介しています。 2019年02月19日作成

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犬と人間で見えている世界は違います。
その大きな違いは色の識別。

すぐそばにおもちゃがあるのに、愛犬がずっと探しているということはありませんか?
それは、犬が識別できる色に原因があるからなんですよ。

犬が識別できる色は2種類

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犬が識別できる色はいまだに研究中ですが、最近の研究で大きく分けて青と黄色の2種類であるということが分かっています。

その他の色は人間のように識別することはできず、「青に似た色」や「黄色に似た色」というような曖昧な識別になります。
例えば、犬の中では紫色は「青」に、緑やオレンジは「黄色」に識別されます。
逆に、赤は犬にとって識別しずらい色となっていて、犬の目ではグレーのように見えていると考えられています。

このことを踏まえて、犬のおもちゃは犬にとって見やすい色にすると良いですね。
おすすめなのは青系のおもちゃです。
黄色の場合は、屋外で遊ぶ際に芝生の緑と一緒に識別されるため、愛犬がおもちゃを見つけられずに探し回ることがあります。

おもちゃ以外にも、ご飯を食べるときのお皿などを、犬が気づきやすい青や黄色にしておくのも良いかもしれません。

なぜ人間よりも識別できる色が少ないの?

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なぜ犬は人間に比べて識別できる色が少ないのでしょうか?
それは、色を識別できる「錐状体(すいじょうたい)」という目の細胞が関係しています。

人間の錐状体は3種類あり、そこから様々な色を識別することができるようになっています。
ですが、犬の場合は錐状体が2種類しかなく、そのため識別できる色の数が人間よりも少なくなっているのです。

なぜ人間と比べて錐状体が少ないのかという理由としては、本来の犬の活動時間が関係していると考えられています。
人間は基本的に昼間に活動して夜に休む生活をしていますが、犬はもともと夜行性です。

夜での活動では、「色」よりも「物体の動き」が視覚的に重要なポイントとなります。
なので、色を識別できるということは、犬にとって重要なことではないんですね。

色が識別できない分、獲物の動きを追いやすいように動体視力が優れています。
また、視力の代わりに嗅覚や聴覚も発達しているので、犬にとっては視覚的に不自由が無いのです。

その他犬の目についての豆知識

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色の識別の幅の他にも、犬の目は人間の目と違うところがあります。

犬の視力は0.3程度

犬の視神経は17万本ほどで、人間の視神経の数である120万本と比べると、とても少ないです。
そのため犬の視力は人間で言うと0.3程度のものとなり、ぼんやりとした視界の中で生活していることが考えられています。

暗闇ではよく見える

基本的にぼんやりとした視界の中で、色もほとんどない世界を見ている犬。
普通に考えると、夜はもっと危ないのではないかと思うかもしれません。

でも、犬はもともと夜行性です。
犬の目の中にある「タペタム層」という細胞が働き、少しの光があれば暗闇の中でも物を見ることができるようになっています。

紫外線を見ることができる

2014年の研究で、犬や猫などの目の水晶体が紫外線を通したことが発表されています。
このことから、犬は色が識別しずらい代わりに、紫外線も見えているのではないかと考えられています。
紫外線が見えることで、犬の脳内ではどのようなことが起こっているのかは、まだ研究段階です。

犬は人間と比べると、視力が優れているとは言えません。
視力も弱く、少ない色の中で生活していますが、その代わり嗅覚や聴覚、動体視力が優れているので不自由は無いです。

ですが、犬が識別しやすい青や黄色が入っているものを選ぶと、愛犬も反応しやすくなのでおすすめですよ。

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