猫の遺伝子は柄や色を決定するの?柄や色は何で決まるの?

猫の被毛には様々な種類があります。これを決定づけるのは遺伝子の力なのです。生まれてくるまでは、どんな被毛を持って生まれるのかが予想不可能な場合も多いのです。実際には遺伝子が深くかかわっていることはわかります。 2019年01月30日作成

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同じ母猫から生まれても被毛のカラーはそれぞれ

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猫の被毛は遺伝子によって決められます。それも、父猫と母猫の遺伝子をそれぞれ1つずつ引き継ぐと言われているのです。その遺伝子の数は合計10種類と言われています。そんなにも多くの遺伝子が組み合わさってその猫の被毛のカラーが決まるわけです。

猫は必ずしも、親猫と同じカラーで生まれてくるわけではないのです。全く違ったカラーで生まれてくるのも遺伝子の組み合わせの結果になります。特に外猫の場合には、母猫は多数の雄猫と交配をしている可能性が高いのです。その遺伝子同士が絡み合って既に、被毛のカラーまでは特定できないほどになっているとも考えられるのです。

家で飼育している猫の場合

一番強い力を持つ遺伝子はホワイト遺伝子です。猫の世界では白い猫の持つ遺伝子が最強と言われているのです。例え黒い猫と掛け合わせても生まれてくる猫は白い猫ということになります。

但し、劣勢の遺伝子を掛け合わせた場合に生まれてくる子猫は真っ白というわけにはいきません。白以外の被毛を持つ子猫が誕生するのはそういうわけです。緒や猫同士が優秀なホワイト遺伝子を持ち合わせている場合には、間違いなく白い子猫が生まれるのです。

黒い遺伝子が入る場合には、様々な被毛が生まれる

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白色以外の遺伝子の場合、一番わかりやすいのが黒い遺伝子です。被毛の色を黒色にすると言われてる遺伝子にも3つのパターンがあります。優秀な黒色遺伝子を持つ親猫から生まれてくるのは黒い子猫です。やや優勢、もしくは劣勢の黒遺伝子が遺伝する場合に生まれてくるのはチョコレートやシナモンという黒から茶色に寄ったカラーになります。

子猫の毛色は親次第

猫専門のブリーダーから子猫を譲渡される場合。ある程度、子猫の毛色を指定することも、望むこともできます。きちんとした優勢の遺伝子を持ち合わせている実績のある猫からはその通りの子猫が生まれるからです。

それ以外の劣勢遺伝子を持つ猫の場合には、子猫の被毛カラーはなかなか予想が難しいということになります。

猫の柄を決める遺伝子とは?

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猫の元祖は「キジトラ」と呼ばれる柄です。比較的よく見かける黒と薄い茶色のストライプカラーのような柄です。そもそもはこのキジトラ柄がスタンダードなところ、他の柄の猫を掛け合わせたところ、単色の猫や他の柄の猫が誕生したのです。

茶色を基本色として猫独特の縞模様はある意味、猫らしい風格を醸し出しているようにも見えるのです。日本では誰もが知っている昔ながらの猫の柄ではないでしょうか?

猫の遺伝子情報は複雑

猫の被毛の基本は白、茶、黒です。この基本カラーから掛け合わせによって色の濃淡も出るわけです。そして柄についても遺伝子が決定づける役割を果たすわけです。遺伝子の中には、優勢カラーの白色以外にもフルカラー着色因子というものがあります。色を組み合わせて体のどの部分にそのカラーを出すのか?を決める因子です。そして色の濃淡は例えばダイリュート淡色化因子というものが作用します。同じ茶色でも淡い茶色にするなど、そこで被毛が決まるのです。

猫の被毛カラーと柄は遺伝子が支配している

猫の基本色はほぼ親猫から受け継ぐ遺伝子によって決まります。そこから微妙にカラーの配合や優勢、劣勢のカラー遺伝で、微妙な色加減や柄が決められるのです。猫の場合には、被毛の色や柄は犬よりずっと複雑です。遺伝子が複雑に入り組んで最終的に被毛のカラーと柄が決定されるのです。ある意味、生まれてこないとその子猫の被毛のカラーや柄は推測できないというのも醍醐味なのかもしれません。

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