何を食べてくれる?時期別の保護した野良猫にあげるべき適切な食事とは?

生まれたばかりの野良猫を保護することもあるでしょう。では、そんな子猫の食事はどんなものを与えればいいのでしょうか。
2019年01月17日作成

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乳飲み子には子猫用のミルクを

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猫も人間の赤ちゃんと同じです。生まれたばかりは母猫のミルクを飲むことで免疫力をつけていきます。しかし、母猫がいない場合は、子猫用に成分調整された「粉ミルク」が市販されていますので、人肌に温めてスポイト、または子猫用の哺乳瓶で与えましょう。

ドラマや映画では拾ってきた猫に牛乳を与えるシーンが見られます。成猫の場合はそれほど問題にはなりませんが、子猫の場合は下痢を起こす恐れがあるので与えないようにしましょう。

牛乳を飲んでお腹が痛くなる人がいるように、牛乳に含まれる乳糖を消化できないと、栄養不足に陥ります。

ミルクの作り方や分量は粉ミルクの缶に説明書きがあるので、しっかりと分量は守りましょう。ただ、初めて与えるときは消化しやすいよう、やや薄めにして与えると◎。その後、様子を見て下痢などの変化が見られなければ、規定通りの濃さにしてみるといいでしょう。

また、ミルクの温度も大切です。冷たいミルクは飲みませんし、飲んだとしても下痢になる恐れがあります。母猫の体温と同じ39度くらいに温めてから与えるようにします。

ミルクは与える直前に作り、回数は数時間おきに。ミルクと排泄のお世話が必要になります。

働いている人はお世話が難しいため、動物病院に入院させる、または近くの保護猫団体に相談してみるのも手です。

3週齢からは離乳食を

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3週辺りになると、乳歯が生え始めます。子猫専用の粉ミルクを与えながら離乳食も少しずつ食べさせ始めましょう。

離乳食として与えるのは、市販されている子猫用離乳食か、ウエットフードをすりつぶしたもの、子猫用ドライフードをミルクでふやかしたもの。

ただし、食べるからといって、初日からたくさん食べさせないことです。少しだけ与えて下痢にならないか様子を見て、だいじょうぶそうなら1~2週間かけて少しずつ量を増やしていくようにしましょう。離乳食の量が増えれば、自然とミルクの量は減っていきます。

歯が生え揃ってくると、哺乳瓶の乳首を食いちぎり、誤飲してしまう恐れがあるので、お皿で与えるようにしましょう。

今までミルクだけでしたから、中には離乳食を受けつけないこともあるかもしれません。そんなときは少し口に入れてあげましょう。味を覚えれば、食べてくれるようになるかもしれません。

移行期はミルクと離乳食を両方与えますが、先にミルクでお腹が膨れてしまわないように先に離乳食を与えたあと、足りない分をミルクで補うようにします。

6週齢からは子猫用のドライフードを

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6週齢頃になると乳歯が生えそろってきます。子猫用ミルクの量を少しずつ減らし、代わりに子猫用フードを増やしていきましょう。

フードにはドライタイプとウエットタイプがあります。子猫用に作られたフードには成長に欠かせない栄養素がバランスよく含まれていますし、食べやすく粒も小さくなっています。

ドライフードは比較的安価で、持ち運びもしやすく災害時などにも便利です。もちろん、固いので歯石予防の効果もあります。

ウエットは水分を同時に摂取できる、食べやすいといったメリットがあります。ドライをメインにして、ウエットをおやつとして与えるのがおすすめ。

ただし、ドライフードはパサパサしているのでのどが渇きます。いつも飲み水は用意しておくようにしましょう。

1~2週間かけてミルクを与えない食事に切り替え、6~8週齢で離乳を完了させます。

ウンチやオシッコから健康状態を見る

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人間も同じですが、排泄物から健康状態がわかります。そのため、子猫のウンチやオシッコがどんな状態なのかをしっかりと把握しておくことが大事です。

ミルクだけしか飲んでいなければ、とうぜん柔らかいウンチをします。オシッコは無色でにおいも薄いものです。色やニオイが気になるときには獣医師に診てもらうようにしましょう。

そのためにも毎日の成長記録はつけておくことが大事です。もし、具合が悪くなったときに、いつからどんな状態になったということを説明することができるからです。

授乳期の子猫は、哺乳の前と後にぬるま湯でぬらしたガーゼやティッシュペーパーで肛門のあたりをやさしく刺激してあげます。便秘でなかなかウンチが出ないときはミルクが濃すぎる恐れがあるので、少し薄めにしてみましょう。

赤ちゃん猫はあっという間に成長し、1歳までには体重が20~40倍にまで大きくなります。体が大きく育つ大事な時期だからこそ、しっかりと十分な栄養を与えることが大切です。

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