ハムスターの餌の量ってどれくらいなの? 回数や時間は?

ハムスターは夜行性なので、1日1回夕方に与えるようにします。餌の量の目安は体重の5~10%程度。ハムスターの種類によっては違ってきます。

2019年01月01日作成

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ハムスターの餌の量はどのくらい?

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ハムスターの肥満を防ぐためにも、餌は決まった時間に決められた量を与えるようにしましょう。気分次第にあげたり、食べるだけ与えてしまうと、食事を正しく管理することができません。

ペレットと水だけでも十分な栄養とカロリーをとることができます。狭いケージの中で、運動量もそれほど多くないので餌を与えすぎると肥満になるだけです。

ハムスターに必要な1日の食事量は、体重の5~10%ほどが目安です。体調や成長の具合、季節や運動量によっても変わってきますが体重100gのゴールデンなら、ペレットは5~10g程度、体重40gのジャンガリアンのなら2~4gとなります。食べ方を見て調整してあげます。


ハムスターは夜行性ですから、食事時間は夕方から夜になります。そのため、朝、野菜をあげると乾いてしまうので、できるだけ新鮮なうちに食べられる夕方あたりに与えるようにします。できるだけ毎日同じ時間にあげるようにします。

餌の取り替えは1日1回、たとえ残っていても新しいものと替えてあげましょう。また、朝、フード入れが空っぽになっていたら少し足しておく程度で大丈夫です。ただし、巣箱に隠していて食べていないことがあるので、こまめに巣箱をチェックしましょう。

また、おやつを与えるなら、その分、ペレットの量を少なめにして調整します。

ハムスターのおやつの量はどのくらい?

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ひまわりやかぼちゃの種、果物などのおやつは、大好きです。しかし、欲しがるままに与えてしまうと主食のペレットを食べなくなり、栄養不足になってしまいます。高糖質、高脂質、高カロリーは肥満を招き、病気の原因の元です。

ペレットを中心とした食事を心がけ、おやつは「たまに」与えれば十分です。ほんのひとかけらでも、体の小さいハムスターにとっては多すぎます。ハムスターの大きさを考えて、おやつの量は少なめに。チーズや果物なら、数ミリ角で十分です。

1日のおやつの目安は、体重5~10%の食事量のうちの、1割以下にとどめます。

また、与える回数にも注意しましょう。

野菜は毎日、与えても大丈夫ですが、種や果物などカロリーの高いものは、多くても2~3日に1回程度にしておきましょう。おやつの与えすぎでお腹いっぱいになってしまうと主食のペレットを残すようになります。栄養バランスが悪くなる原因になるので注意しましょう。

ハムスターの餌の与えすぎに注意を!

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食べる姿がかわいいからと、どんどん好きなものばかり食べさせてしまうと、あっという間に肥満体になってしまうので注意が必要です。

また、ペレットと種子類を一緒に餌入れに入れてしまうと好きなものばかり食べてしまうので、きちんと調整する必要があります。

人間も同じですが、肥満は万病のもと。ハムスターは体が小さいので、体重の増減は見た目だけではわかりません。肥満を防ぐには、毎日、体重をチェックするようにしましょう。体重やペレットの量を量るためにも、1g単位で量れるキッチンスケールがあると便利です。

もし、太らせてしまったら、食事の量や餌を見直したり、運動量を増やしたりするなど生活習慣の改善が必要になります。それでも痩せないようなら、勝手なダイエットは止めて、獣医師に相談しましょう。

また、餌だけでなく、新鮮な水を与えることも大事です。
給水ボトルの水は1日1回、必ず新しい水に取り換えましょう。

1日の水の量の目安は、ゴールデンハムスターは10~30ml、ドワーフハムスターは5~8ml程度。ただし、野菜にも水分は含まれているので、目安となる水の量を飲んでいなくても心配はありません。

特に夏場は水が腐りやすいので、できれば1日2回は取り換えてあげるようにしましょう。



あくまでもハムスターの主食はペレットと水です。おやつの与えすぎに注意し、適正量の主食と新鮮な水を与えることが大事です。旬の野菜や穀類などを主食とバランスよく与えましょう。

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UCHINOCO編集部

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