症状別にみる犬の病気~尿に関するモノ~

犬にとって尿の異常は体調の変化のサインです。おしっこの臭いや色、回数などをチェックしていつもと違う時には、速やかに動物病院を受診してください。特に犬の血尿には注意をしたいものです。 2018年12月17日作成

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尿の色が変化している

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犬の病気を判断する際に、尿の色というのは重要な材料になります。尿の色や様子からたいていの病気は判断できます。例えば膀胱炎を起こしている場合には血液交じりの尿が出ます。そして排尿時に痛みを感じる犬が多いのです。素早く投薬治療を行えば2週間程度で完治できる病気です。ただそのあとも、不潔にしているとすぐに再発してしまいます。一度でも膀胱炎を起こした場合には定期的に尿検査の必要があります。また、膀胱炎を繰り返している間に尿管結石ができる場合もあります。外科的な手術が必要な場合も多いので、膀胱炎の時点で予防策として普段の食事を一時的に療法食に変えるなど配慮をしてあげましょう。

腎臓に障害が起きている尿

腎臓病になっている犬の尿は透明で水のような感じです。その上、量が多いのが特徴的です。血液検査でわかる範囲で腎臓病が発覚した場合には食事療法や投薬治療を開始します。とにかく早期発見が重要になります。腎不全を起こしてしまうとその後の治療が大変困難になります。進行してしまうと命を落とす場合もありますので尿の異常をいち早く察知し、早期治療を心がけてください。

尿の色で病気を分類する

尿の色が濃く黄色い場合には、水分不足や膀胱炎を起こしている可能性があります。極端に薄い場合、水分を過剰摂取しているか、慢性腎不全を引き起こしている可能性が高いのです。尿の検査をしないことには混濁はわかりかねるのですが、一般的に腎盂腎炎や前立腺の肥大が指摘されるわけです。

赤い色やピンク色のような尿の場合、尿路感染症や膀胱腫瘍でも血尿が出ます。尿が出た時点でも、医師の相談をして検査を進めてもらうようにしてください。

尿の量が少ない

尿の量が少ない、もしくは全く出ないという状況は早めに対処する必要があります。その理由は尿毒症を起こす可能性が高いからです。尿の量が少なくなる病気として前立腺腫瘍があります。これは悪性の確立が高い怖い病気です。症状としては1日のオシッコ量が少なくなることです。お腹部分にまで腫瘍が及んでしまう前に早急に治療を開始してください。

前立腺肥大になると尿の排泄が少なくなります。尿路結石の場合も結石が尿管にできてしまうことで、尿量が少なくなるのです。排尿をしたいのに尿が出ていないという場合には、すぐに検査を受けて今の状態を把握できるようにしましょう。

尿の量が多い

一般的に腎臓に細菌感染が起きると水を飲む量が増えて排尿も多くなります。膀胱炎や腎盂腎炎になると尿の量が増えてしまいます。多飲多尿はいずれにしても良くない状況です。ホルモンのバランスの関係で尿の量が増えるときもあります。とにかくいつもの尿の量よりも多い少ないというのは、明らかに異常が起きているサインです。

尿の量が増える病気

クッシング症候群(副腎皮質機能亢進症)も尿の量が増える病気です。副腎ホルモンが増えてしまい尿の量が増えてしまうのが症状の一つです。生涯、治療が必要な病気ですので早期発見が望ましい病気でもあります。尿崩症も水を多く飲んで薄い尿が増えるという病気です。原因は、脳下垂体から本体、分泌されるべきホルモンの異常が起きて発病する病気です。

尿でわかる病気は多い

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犬の尿を観察できる飼い主でいたいもです。1回の量や色、匂いを知っておくことで万が一の場合に、役立ちます。健康な時の尿の状態と、病的な尿の状態の違いを察知できる飼い主でいるためにも、健康な尿を保てるように努力をしてください。年に1度の健康診断のときに、尿の検査も取り入れるとより安全でしょう。

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