症状別にみる犬の病気~目に関するモノ~

犬には人間よりも目の病気や具不具が多いと言われています。犬の目の状態が悪くなるとどのような症状が現れるのか?目の状態や症状別に解説をします。些細なことでも、飼い主が目の病気を理解しておくだけで、大事に至らずに済みます。 2018年12月16日作成

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目が腫れている

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犬の目がある日突然腫れていたら、飼い主としても焦ります。目が腫れる理由にもいくつか考えられることがあります。最低限、飼い主としてチェックをしたいのが、犬のまぶたが腫れているのか?眼球が腫れているのか?とう問題点です。いずれも犬にとってはとても不快な症状ですのでできるだけ早く取り去ってあげられるようにしたいものです。

明らかにまぶたが腫れている

まぶたが腫れているときには「眼けん炎」や「ものもらい」などが原因になります瞼に炎症が起きてしまい、まぶたが腫れてしまいます。かなりの痛みを伴いますので素早く目薬等で対処するべき状態です。細菌感染が原因になります。犬のマイボーム腺という目にある部分が炎症を起こすと疼痛を伴って痛むようになります。「麦粒種」なども病名としてはとても多いのです。どの犬にでも起きてしまうものなので、まぶたの腫れに気づいたら素早く診察を仰ぎましょう。

目やにや涙が止まらない

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犬にとって目の不具合は生活をする上で障害になります。目ヤニや涙がいつもよりも多く出る場合には、角膜炎や結膜炎、さかまつげ、乾性角膜炎を発症している可能性が高いのです。そのほかに、チェリーアイや流涙症という場合もあります。何らかの感染症にかかっても、目ヤニが多くなり涙も止まらないという状態になります。

目ヤニは眼球の傷でも出てしまう

目の炎症や眼球の傷が原因で目ヤニが多く出てしまいます。目ヤニにもいろいろとあります。例えば、部屋の乾燥が原因になる黒っぽい乾燥目ヤニや分泌物や老廃物の塊が目についている場合には生理的なものですので病的な目ヤニと区別をしても良いでしょう。

心配な目ヤニは白っぽくて水っぽいタイプの目ヤニです。結膜炎を起こしている目ヤニの場合には黄色っぽい目ヤニが出ます。ドライアイの初期でも黄色の目ヤニが多くなります。角膜潰瘍のような角膜に関する病気から出る目ヤニはドロッとしています。色も黄色系です。この場合には、早期に目薬などの治療が必要になります。早めに動物病院に相談をして目薬などの処方をしてもらいましょう。

涙が止まらない病気

簡単に言えば涙の管がつまってしまうことで涙自体が溢れてしまうのです。犬には涙小管という部分があります。目の表面にたまった涙を鼻腔側に流す役割をしていますが、詰まってしまうと涙が止まらなくとなるという状態になります。

目が赤くなっている

犬の目が赤い場合には早めに動物病院に連れて行って細かな検査を受けた方が何かと安全です。緑内障が起きてしまうと白目部分に強い充血がおきます。そのうえ目を痛がりますので、犬には不快な症状です。あまり何日も症状が続くと全身状態も悪くなりますので早期治療を開始するべきでしょう。人間の緑内障と犬の緑内障とでは進行度合いが違います。48時間以内に眼圧を下げる治療を行わないと失明につながる場合があります。要注意です。

ブドウ膜炎という病気にも警戒する

眼球を包む膜部分に炎症が起きるとブドウ膜炎を発症します。ブドウ膜炎も強い充血が症状の一つです。原因は細菌、ウイルス感染ですが結膜炎が完治せずにそのままブドウ膜炎を発症するパターンです。特徴としては瞳孔が小さくなる傾向があります。これはきちんと目の診察を行ったうえで診断されるものですので、目の病気関連については獣医師の診察を仰ぐことかが肝心です。

非常に多い結膜炎

目が充血して、しょぼしょぼとした状態になります。犬はしきりに足で目を触ろうとしますので、角膜潰瘍などを併発しないように注意をする必要があります。基本的には目薬ですぐに治りますが、繰り返す可能性が高い病気でもあります。ここはきちんと目薬を差して根気よく治療をすることが肝心です。

目に関する病気・素人判断は禁物

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犬にとって目の疾患は苦痛を伴います。少しでも異変に感じたときには眼底検査を含め目の診察を受けることをお勧めします。その犬の体質によっては治りにくいという場合もあります。目薬を差すのを嫌がるタイプの犬の場合には、治療が長引きます。獣医師とよく相談の上、適切な治療を早期に行えるように飼い主も目の疾患に関しては知識を最低限持ち合わせるべきでしょう。

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