雌猫の避妊手術の流れは?費用はどのくらい?

猫と一緒に暮らしていくなかで考えなければならない問題に、去勢手術、避妊手術があります。体にメスを入れる手術なので不安に思う人も多いのではないでしょうか。今回は雌猫の避妊手術について、流れや費用など気になるポイントを解説していきます。 2018年12月01日作成

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猫を飼っていると「避妊手術したほうがいいよ」とお友達や病院などで言われた経験はありませんか?最近は、繁殖をしないのであれば避妊手術をするのが当たり前になっています。では、避妊手術とは、一体どういうものなのでしょうか?手術の流れ、メリットとデメリット、費用などを解説します。

TOPIC 01

避妊手術とは?メリットとデメリット

出典元:https://www.shutterstock.com/

雌猫の避妊手術は、卵巣または卵巣と子宮の両方を切除することによって、繁殖が出来ないようにする手術です。最近では卵巣と子宮の両方を摘出することが多いです。妊娠を望まないのであれば、避妊手術をおすすめします。
避妊手術をするメリットは、望まない妊娠を回避できる、早期の避妊により乳腺腫瘍の発生率を低下させることが期待できる、卵巣や子宮に発生する腫瘍や子宮蓄膿症などの病気にならない、発情がなくなり特有の行動をしなくなる、などがあります。逆にデメリットは、麻酔のリスク、食欲が増加する(肥満になりやすい)、後に赤ちゃんが欲しくなっても妊娠できない、といったことがあげられます。
最近では、繁殖をしないのであれば避妊手術を勧められることがほとんどだと思いますが、デメリットを十分考慮しましょう。

TOPIC 02

手術の流れや費用はどのくらい?

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手術をしようと決めたら、気になるのは手術の流れと費用ですよね。
まずは、かかりつけの動物病院へ相談に行きましょう。避妊手術を受けられるのは大体生後5~6か月以降です。その頃になったら動物病院へ行き、現在の健康状態をチェックしてもらい手術の日程を予約します。手術の当日、朝ごはんは与えず、絶飲食状態にします。病院の指示に従いましょう。手術当日までに猫の体調に少しでも異変を感じたら、病院で伝えるようにしましょう。病院にもよりますが、大抵一泊入院する場合が多いです。手術後は、傷口を舐めて化膿しないように、エリザベスカラーの着用が必要です。勝手な判断で外してしまうと、傷口の治りが遅くなってしまう可能性があるので、病院の指示に従いましょう。手術後1週間から10日前後で抜糸を行います。
手術の費用は病院によって様々ですが、15000~30000円程度が相場ではないでしょうか。 大切な愛猫の手術なので、不明な点や不安な点はしっかりと確認しておきましょう。

避妊手術をするかどうかというのは、とても大きな決断で、簡単に決められることはできませんよね。避妊手術をすると、元に戻すことはできません。メリット、デメリットを知り、どの選択が愛猫にとって一番良いのかをよく考えてから、手術をするか判断するようにしましょう。

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UCHINOCO編集部

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