雌猫はお父さんに懐く？～雌猫は男の人が好き説に迫る～

愛猫のお話でよく耳にするのが、”飼っている雌猫がお父さん大好きという説”です。お父さんに限らず、男性である息子さんにもベッタリだと話す飼い主さんは多いでしょう。

逆の話で、雄猫を飼われているお宅では、お母さんまたは娘さんにベッタリだという話も聞く事があるでしょう。

雌猫は男の人を、そして雄猫は女の人が好きだという説は本当なのでしょうか？

人間というのは、同じ人間の性フェロモンを感じ取る事はできないといわれています。ですが、猫は人間の性フェロモンを感じ取る事ができるそうです。

だから雌猫は男の人を好むのか？答えはノーです。

性フェロモンを嗅ぎ分ける事ができても、雌猫だから男の人が好き、雄猫だから女の人が好きという事はありません。人間を性別で好き嫌いするという事はないんです。

あくまでも猫は人間を”性格・性質”で好き嫌いします。

雌猫が好きな人間のタイプは次の様な人です。

・動きがスローな人
・大きな声を出さない人
・自分にあまり構わない人

猫にもそれぞれ性格があります。主な好みは以上の事ですが、逆にかまってちゃんの猫もいたりします。

雌猫が嫌いなタイプは次の様なタイプです。皆さんは当てはまりますか？

・突発的な動きを多くする人
・声が大きい人
・怒鳴る人
・しつこい人
・触りたがりな人

雌猫が”好きなタイプ”を限定するのは必ずしもではなく難しいのですが、”嫌いなタイプ”に限っては、大体どの子も以上の事が当てはまるといってもいいでしょう。

この嫌いなタイプを見て思い浮かぶ事はありませんか？そうです、このタイプは大人というよりも、小さい子供の特徴なんですね。

”猫は子供が嫌い”という事がいわれますが、まさにその通りで、小さい子供は以上の事が大体当てはまります。

可愛いとおもえば急に寄って来るし、抱っこしたがるし、キャーキャー騒ぐのが子供です。

猫は好きなタイプを限定するのは難しいけれど、嫌いなタイプは以上の事で共通しています。

猫のイメージとして、飼い主に甘えてくるのはなんとなく雌猫の様な感じがしますが、実は雄猫なんです。

雌猫は子供を産んで育てるという大事な使命がありますよね。そのため自立している子がほとんどです。

比較的長い時間お留守番もできるし、その間に問題行動を起こす事が少ないといえます。

飼い主さんに好き好き光線をだす猫のサインは次の通りです。

・飼い主さんにスリスリ
・飼い主さんの行動の邪魔
・飼い主さんに向かってふみふみ
・後を追いかけて来る
・喉をゴロゴロと鳴らす
・頭突きしてくる
・飼い主の顔を舐める
・高い声で鳴く
・甘噛み

この様な仕草をして来る時は好き好きサイン、つまり甘えているという事です。

猫により性格はありますが、以上の事に加えていつも側に居る子は特に甘えん坊という事になるでしょう。

番外編として、鳥やカエルなどの獲物を捕まえてきて飼い主の所に持ってくるという子もいます。これは飼い主さんに褒めてもらいたいという気持ちから取る行動といわれていますね。