雌犬の避妊手術のこれが知りたい!時期はいつ?費用は?

雌犬に受けさせることが一般的になっている避妊手術ですが、受けさせる理由として、繁殖をさせない以外に「どんな理由があるか」「最適な時期はいつか」などを、紹介します。 2018年11月20日作成

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雌犬が成長していくにつれて、飼い主さんにとって気がかりなことのひとつに、避妊手術を受けるかどうか、受けるならいつ受けるのが適切か、ということもあるのではないでしょうか。

雌犬を飼っていると、愛犬の赤ちゃんがほしいという気持ちも湧き上がってくることがあります。なかには「避妊手術をどうしてもしなければいけないのかな?」という疑問もあるでしょう。

避妊手術をする理由、受けるとすれば最適な時期はいつか、費用はどれぐらいを相場として考えておけばいいかなどを、説明させていただきます。

TOPIC 01

雌犬に避妊手術を受けさせる理由は?

出典元:https://www.shutterstock.com/

避妊手術を受けることが一般的になっていますが、雌犬に避妊手術を受けさせる理由として、何があげられるでしょうか。

繁殖させないために避妊手術をする

まず、当然のことですが、子犬を生ませないという目的があります。無意味な繁殖を望まない場合に、避妊手術を受けさせることで雌犬の定期的な発情期を止め、生殖器官を摘出し、子犬を生めない体にします。

健康な状態の雌犬は、生後7カ月頃から平均年2回の発情期(ヒート)を迎えます。
ヒートが起きると、雌犬は繁殖のために雄犬を受け入れる態勢を整えます。その際に雄犬を刺激するフェロモンを発し、フェロモンが広がる範囲は実に2キロにわたるといわれています。

この時期に未去勢の雄犬と、うかつに接触させてしまい、交尾に至ってしまうと、妊娠してしまう可能性が高まります。交配を望まない場合は、避妊手術を受けさせることが原則ですね。

避妊手術は雌特有の病気を予防する

避妊手術は、雌がかかりやすい病気を予防するというメリットも兼ね備えています。
雌の性ホルモンが活発であるために起こりやすい病気として、乳腺腫瘍や子宮蓄膿症などがあります。避妊手術を受けさせることにより、雌犬特有のこういった病気の発症率を低下させることができるのです。

ただし病気を予防する目的として手術を受けるのなら、最初のヒート前後でなければあまり意味がないともいわれます。特に乳腺腫瘍は、ヒートを繰り返し、出血を何度も見ていると、避妊手術による抑制効果にはあまり期待できないという医師の声もあります。

最初のヒートを迎えた雌犬には、医師と時期を相談して、できるだけ早く避妊手術を受けさせたほうが、病気のリスクをぐっと抑えることができます。

TOPIC 02

避妊手術を受けさせるのに最適な時期はいつ?

雌犬は生後7カ月を過ぎた頃から、最初のヒートを迎えるようになります。病気予防という意味では、出血が起きる前に避妊手術を受けるのがいいとされます。そのため、ヒートが起きる平均月齢の生後7カ月頃がよいでしょう。
ただ、最初のヒートがいつ起きるかは不明なので、最初の出血が済んでからという飼い主の方も多く、その場合には1回目のヒートの1ヶ月後を目安にしてください。雌の子犬を迎え入れたら、かかりつけの医師と相談して、いつ避妊手術を受ければいいか、早い段階で時期を決めておいたほうがいいでしょう。

TOPIC 03

避妊手術を受けるにはいくらかかる?
費用相場を知りたい!

雌犬の避妊手術は、開腹手術になるので、雄犬の去勢手術よりも、やや費用が高めになります。病院によって費用まちまちなので、相場でしかありませんが、小型犬で2~3万、中型犬や大型犬で4~6万を目安としておいてください。

全身麻酔を使っての開腹手術になるので、術前検査を受けることになりますが、この検査費用が別途必要になります。検査内容が病院によって違うため、これは病院で費用を確認してください。

TOPIC 04

子犬を迎えないなら健康のためにも避妊手術を

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大切な愛犬の子犬を迎える予定があるなら、すぐに避妊手術をすることはおすすめはしません。繁殖の予定がない場合は医師と相談の上時期を決定して、避妊手術を受けておいたほうがいいでしょう。

ヒートを繰り返しているうちに、雌犬特有の病気にかかるリスクは高まります。
またヒート中に振りまくフェロモンは、未去勢の雄犬に、耐えがたいほどの刺激を与えます。

本来は「妊娠、出産して子を育てていくのが自然な生き物なのに、かわいそうな気がする・・」という想いがあるものです。しかし「手術を受けさせることがかわいそう」と考えて、避妊手術を受けさせないまま高齢になると、乳腺や子宮の病気になる確率が高まります。結果、その影響で体にメスを入れなくてはいけなくなる雌犬は少なくありません。

避妊手術をするかどうか、それを決められるのはもちろん飼い主さんです!愛犬のためにこうしたい、という方法を取ることが最善です。その選択肢のひとつに、避妊手術には病気予防としての側面もあるということで、ご家族や医師と十分に相談するようにしましょう。

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