雄犬のトイレで足上げは何カ月 から?やめさせるには?

雄犬は片足を上げておしっこをするのが当然、と考えられがちですが、室内飼育では壁が傷んでしまうため悩むところも多く、できれば座っておしっこをさせたいところです。雄犬が片足上げでおしっこをする理由と、それをやめさせる方法を紹介します。 2018年11月19日作成

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雄犬を室内飼育していると、足上げでトイレに・・・という姿を見つけてしまう日がやってきます。

まだ足腰が不安定な子犬の頃にはペタリと腰を落として、トイレに座って用を足していたのに。よく見かける雄犬のトイレスタイルですね。こうなると、お散歩中にも、あちこちに足上げでおしっこだし、家でも粗相のときには壁に向かってやってしまいます。

できれば「足上げのトイレスタイルはやめさせたい」その方法は?そもそも雄犬は何カ月から足上げをするのでしょうか。

雄犬が足上げでおしっこをするのはなぜ?いつ頃から?

雄犬は、早ければ生後6カ月頃になると、片足を上げておしっこをするようになります。個体差があるので、生後6カ月から10カ月頃の間と思ってくださいね。

これは性ホルモンによって、マーキング行動を始めるからです。他の犬がおしっこをかけた場所より、高い位置におしっこをかけることで、自分が優位であることを誇示しているのです。

「おまえより、ぼくのほうが強くてえらいんだぞ!」という優越感を、示しているというわけです。

雄犬の性ホルモンが原因なので、去勢手術を受けていない犬は、ホルモンの影響を受ける時期が来ると、ほとんどの雄犬が自然に足上げでおしっこをするようになります。

それが生後6カ月を過ぎるころ、生殖器官も整ってきて成犬としての成長が活発になっていく時期と重なる月齢に、片足を上げておしっこをするようになるのです。

野外でのトイレの習慣を覚えたため

そもそも犬が片足を上げて用を足すというのは、全ての飼い犬がするわけではありません。それは『しなければならない大切な用事があるから』です。それは、一つは自分の縄張りです。犬は非常に広範囲のテリトリーを確保するというより、他の犬の侵入には非常に嗅覚が発達しているので敏感なのです。

犬が片足を上げておしっことは、排尿をしているのでは無く、この自分の臭いをつけて自分の存在をアピールしているだけなのです。つまり、野外に散歩に行く時、その近所の犬が野外で排便、排尿をしていた場合は、どんなにその跡を消し去っても、犬には臭いは分かるので、『他の奴がいるな』と感じたら、自分の臭いをその上からつけようとします。

従い、犬が野外で片足を上げて用をするのは、他の犬の行動を真似ているのではなく、本能でそうしているだけです。それが室内でもやるということは、その犬にとって、野外と室内の自分の立場は同じになっているということになります。

犬の”居場所”を必ず確保する

室内でそそうをするのは、家の中に自分の居場所が無いからです。永遠に人の匂いの中で自分の臭いがいつもある場所がないので、探し回っている状態です。そこで、普通に犬のトイレを室内に一度設置したら、そこから掃除でも何でも、移動は絶対避けることです。必ず元の場所に戻してください。それと、その犬が持つ大事な何かを作ってあげることですね。タオルやぬいぐるみでも良いので、自分の臭いがに染み込んだ何かを犬の居場所に置いておくことが重要です。清潔とか衛生面よりも、犬は自分の臭いが残っている場所に安心感を覚えるので、犬小屋などが無い室内飼いの場合は、『犬の居場所』を決めてあげるのが先決です。

足上げのおしっこをやめさせたい・・トイレのしつけは?

出典元:https://www.shutterstock.com/

今までトイレに座ってしていたおしっこを、壁に向かってシャーとなると、頭を抱えたくなってしまいます。

もちろん、片足を上げてする雄犬用に、壁を覆うL字のトイレもありますが、犬が上手にそこにヒットさせてくれるとは限りません。壁のあちこちに染みができる失敗続きが気になってしまいます。

また、外でもあちこちの壁にむやみにおしっこをかけるのは、やはり気になるところです。地面のおしっこを水で流して後始末しても、他人様のお宅の壁にかけてしまったおしっこを、ただ水で流すだけでいいのか、マナーの意味でも気になってしまいますね。

できれば座っておしっこをするように、トイレのしつけをしてしまいたい、そう考える人も多いことでしょう。どうすればいいでしょうか?

とにかくおしっこはトイレでさせるようにして、片足を上げようとしたら、その足を軽く押さえるようにします。これは下ろしておくんだよ、というサインを、その都度犬に伝えます。

犬が足を下ろして、座っておしっこをしたら、大げさにほめるようにしましょう。犬が足を上げ切らないタイミングで、これを繰り返してください。片足上げの習慣が始まった頃の犬は、これでトイレに座っておしっこをする癖がつくことがほとんどです。

片足上げが習慣づく前に去勢手術を受けることも必要

雄犬が足上げでおしっこをするのは、前述したとおり、雄犬の性ホルモンが起こすマーキング行動のひとつです。

ホルモンが活発になり、発情が普通になる時期を迎えて、片足上げが習慣づいてしまうと、この癖を直すことは簡単ではなくなります。片足上げのおしっこが始まる頃の雄犬は、まだ完全にマーキングの習慣がついていません。

万年発情期という成犬期に突入しているのではないという、あいまいな時期です。この時期に、去勢手術を受けておくのも、足上げおしっこを防止する良い方法です。去勢手術を受けることで、犬には縄張り意識もなくなり、他の雄犬に対する優位の誇示も必要がなくなります。

つまり片足上げでおしっこをする理由がなくなるので、早めの去勢手術が、トイレに座っておしっこをさせるトレーニングを、スムーズに進める早道になるのです。

子犬時代からトイレに座っておしっこをさせる訓練と去勢手術

出典元:https://www.shutterstock.com/

子犬のうちから「おしっこはトイレに座ってするもの」と、訓練をしておきましょう。

性ホルモンの刺激で、マーキングの時期がくれば、片足を上げようとしますから、そのタイミングで足はチョンチョンとつついて押し付け、座らせるようにしましょう。マーキング行動が始まれば、外でも片足上げのおしっこは止まらなくなるので、その前に去勢手術を受けておくことが大切です。

雄犬が、ひょい、と片足をあげておしっこをする姿は可愛いものですが、室内の壁がボロボロになったり、よそのお宅に見境なしにおしっこをかけたりすることを考えると、できる手立ては打って、雄犬もトイレで訓練し、座ってさせたほうがいいですね。

訓練と去勢手術を兼ねて、雄犬が片足上げを覚えてしまう前に、トイレで座る習慣を身に着けるようにしてくださいね。

著者情報

UCHINOCO編集部

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