うちの子はどうなの?雄犬を家族として迎え入れた時の去勢の必要性

新しい家族として雄犬を迎え入れた時に飼い主さんが一度は、考えるのが「去勢」をするかしないかではないでしょうか?
そもそも「去勢」が必要なのか正しい知識を持って判断する必要があります。 2019年06月14日作成

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雄犬の去勢の必要性

ひと昔前までは、犬は外で飼う家庭がほとんどでした。
しかし最近では、室内で犬を飼うのが一般的となりました。
雄犬が去勢が必要な理由の一つとして犬の飼い方の変化が挙げられます。
外で飼っている犬に比べると室内犬の運動量は、かなり少なくなってしまいます。
とくに雄犬の場合は未去勢の場合にはかなりの運動量が必要になります。
十分な運動量が確保できないと犬はストレスが溜まってしまい狂暴になってしまうことがあります。
また去勢することで犬は自分のテリトリーを意識するマーキングをあまりしなくなります。
去勢する前の犬は、よくマーキングするのでそれで困っているという飼い主さんもいるのではないでしょうか?
愛犬を去勢することで、愛犬のストレスが少ない状態を作りことが出来て、人にとっては飼いやすくなると言えるのではないでしょうか。

雄犬の去勢をした時の予防できる病気

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雄犬は去勢をするとオス特有の病気に掛かりにくいと言われています。
去勢することで雄犬の予防できる病気についてご紹介します。
①前立腺肥大
前立腺が肥大してしまうと、膀胱を圧迫してしまいオシッコが出にくい状態になったり、便秘になったりします。
また高齢の犬になると膿がたまってしまったり、痛みや発熱、血尿などの症状が現れます。
②精巣腫瘍
この病気は、精巣が腫瘍かすることに起こる病気です。
去勢手術で精巣を取り除くことで男性ホルモンが減るため前立腺が退縮したり精巣腫瘍などのの病気になるのを未然に防げたり予防する効果があります。
その他にも会陰ヘルニアや精巣炎などの予防の効果もあります。
病気の予防という点では、去勢の必要性はあります。

雄犬の去勢手術にデメリットはあるの?

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去勢手術を行う必要性はご紹介しましたしたが、飼い主さんにとって、大切な愛犬を去勢させるかどうかで悩むのは、去勢手術を行った時のデメリットではないでしょうか?
①全身麻酔のデメリット
人間が、全身麻酔の手術を行う時にも全身麻酔を行うことでのデメリットはありますが、犬の場合も全身麻酔を行うデメリットがあり全身麻酔を行うと血圧が下がる症状が出る犬のいます。
事前に獣医さんが、犬が全身麻酔を受けて大丈夫なのかを検査してから手術は行われるので安心です。
②太りやすくなります
愛犬の去勢をした飼い主さんで「去勢をして愛犬が太った」という声を聞いたことがある人もいると思います。
去勢手術を行うと男性ホルモンの分泌が減るので、ホルモンのバランスが減ってしまいます。
ホルモンバランスが食欲が増し、さらに基礎代謝が下がってしまうので太りやすくなります。
③子供を作れなくなります
去勢手術を受けることで子供が作れなくなってしまいます。

去勢の時期はいつ頃?去勢手術の費用は?

出典://

犬の去勢の時期は、犬を家族として迎え入れた時期によって違って来ます。
もし子犬の時期から飼い始めた場合には、生殖能力が成熟する前の「生後6か月から1年」が適した時期です。
生殖機能が成熟する前に去勢をすることで、マーキングなどの問題行動を起こさず愛犬と生活をすることが出来ます。
そのため、1歳以上の犬を家族として迎え入れた場合にはなるべく早く去勢手術を行うのがポイントです。
飼い主さんにとっては、去勢に掛かる費用も気になるはずです。
去勢に掛かる費用は、小型犬や中型犬で1万5千円から2万円で大型犬で3万円前後となっています。
去勢手術を受ける場合には、事前に動物病院に費用の確認をすることを忘れないで下さい。
病気の予防が出来たり、問題行動を抑えるメリットがある去勢ですが、デメリットもあるので去勢手術を受ける前に獣医さんにしっかりと相談してから決めてあげて下さい。

著者情報

UCHINOCO編集部

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