雄犬(オス)と雌犬(メス)飼うならどっち?それぞれの特徴とは?

これから犬を迎えたいという家庭で「雄」を飼うか「雌」を飼うか、迷うところではないでしょうか。それぞれ違った良さがありそれぞれ特徴があります。雄犬のことも雌犬のことも理解しておけば、どちらを飼うか決めやすくなりますね。ペットショップに犬を選びに行く前に、それぞれについて学んでおきましょう。 2019年08月02日作成

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犬を迎えるときに雄犬か雌犬かで迷ったことありませんか?よく聞かれるのが、「どちらが飼いやすいですか」という質問ですが、それぞれ違った良さがあり特徴があります。雄犬と雌犬の両方を知り、どちらを飼うかを決めたいですね。

それぞれの特徴

雄犬の特徴

出典元:https://www.shutterstock.com/

雄犬の特徴には
・雌犬と比べて体が大きい
・活発
・攻撃的な一面がある場合もある
・縄張り意識は強い
・マーキングをする

雄犬の一番の特徴は「マーキングをする」というところではないでしょうか。マーキングとは、おしっこのにおいで自分の縄張りを主張するもので、散歩中によくみられる行為です。特に発情中には頻繁になり、家の中でもマーキングをする子もいます。
また、雄犬は雌犬と比べて体が大きい子が多く、活発で運動量や食事量も雌犬よりも多くなります。飼い主にも体力が必要となりそうですね。

雌犬の特徴

雌犬の特徴には
・雄犬と比べて体が小さい
・おとなしい子が多い
・生理(ヒート)がある
・出産するときのお世話が大変

雌犬の一番の特徴は「生理(ヒート)がある」というところです。基本的に年に2回出血があり、生理中は食欲が低下したり、いつもより元気が無かったりすることがあります。また、室内で飼っている場合などは部屋が汚れてしまうので、おむつを履かせる必要もあります。また、自宅で繁殖させようとする場合は、妊娠から出産時のお世話はとても大変で、つきっきりになります。雌犬の場合も飼い主の体力と時間が必要となりますね。

かかりやすい病気

雄犬がかかりやすい病気

・会陰ヘルニア
おしりまわりで脱腸を起こしてしまう病気。排便障害がでる。
・肛門周囲腺腫
肛門の周りに腫瘍が出来る病気。舐めてしまうと出血や化膿してしまう。
・前立腺肥大
前立腺が肥大してしまう病気。血尿や頻尿といった症状がでる。
・精巣腫瘍
特に潜在睾丸(睾丸がお腹の中に残っていること)の場合に多くみられ、精巣が腫瘍化してしまう病気。

雌犬がかかりやすい病気

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・子宮蓄膿症
子宮に膿が溜まり、手遅れになると命にかかわる怖い病気。
・乳腺腫瘍
乳腺に腫瘍ができる病気。悪性の場合だと再発の可能性も高くなる。

雄も雌も紹介した全ての病気が、去勢手術や避妊手術によって予防することができます。繁殖させるつもりがないのであれば、獣医さんと相談して不妊手術も検討してみてはいかがでしょうか。
また、雄犬だと去勢手術をすることでマーキングが減ったり、発情期の攻撃性がなくなるといったケースもあります。雌犬だと、生理が来なくなるのでお世話が楽になるというメリットがありますね。
とはいえ全身麻酔の手術になるので、よく考えて相談してから決めましょう。

雄犬も雌犬もそれぞれ特徴がありますが、性格に関して言えば雄犬でも非常におとなしい子はたくさんいますし、雌犬でも活発でおてんばな子はたくさんいます。犬種によっても性格は違うので、雄か雌かだけで判断しないようにしたほうが良いでしょう。結局は性格は個体差だと思うので、ペットショップやブリーダーさんのところで実際に子犬を見て確かめたいですね。

著者情報

UCHINOCO編集部

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