犬と飛行機を利用するときの心得とは?

ペットの犬と一緒に飛行機に乗る。そして旅行ができれば飼い主の満足度も高いものです。今回は犬と飛行機を利用する場合の心得について考えてみました。ペットは貨物室に乗るということを最初に理解することが肝心です。 2019年03月24日作成

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犬も飛行機に乗れます!

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犬と飛行機に乗って旅行に行く!考えただけでもワクワクします。ただ、まだ今の日本の現状では飛行機を飼い主のそばで過ごさせるというシステムが確立されていません。つまり搭乗中に犬はクレートの中でおとなしくしている必要があるのです。性格によってはそれが不得手な子もいるわけです。色々と冷静に考え合わせて飛行機に乗せることを考えてあげましょう。

飛行機の中では荷物扱い

飛行機に搭乗する場合、ペットは手荷物として扱われます。機内へは持ち込めません。機体の貨物室で過ごす必要があることだけを最初に理解しておきましょう。これは個体によっては強いストレスになりかねません。長時間のフライトの場合には、クレートの中で落ち着いて過ごせないとなかなか辛いものがあります。

貨物室という部屋の様子は?

飛行機の機内には貨物室があります。この場所でクレートに入った状態で犬は飛行時間を過ごします。犬が過ごす貨物室はエアコンが効いているので、よほどのことが無い限り空調管理は万全です。ただ、飛行機という環境内ですので騒音が大きいことは否めません。音に敏感で神経質なタイプの犬には向いていないと言えます。クレート自体はレンタルが可能ですが、自分が慣れているクレートの方が幾分気分も楽でしょう。

水や食事は摂れるの?

飛行中は水分を与えることが禁止されています。ですので空港についてカウンターに合預けるまでの間に必ず、水分補給を済ませておきましょう。そして排せつを済ませることもポイントです。ただ、長時間水を飲めないと調子が悪くなるようなタイプの犬の場合には、搭乗自体を見合わせた方が無難です。そこは慎重に行いましょう。

犬を飛行機に乗せるときの危機管理

犬の性格にもよりますが、飛行機の貨物室で飼い主と隔離されるだけで調子を崩す場合もあります。普段から気圧の変化に弱い子そして大きな音に弱いタイプの子の場合。飛行機に乗ることには大きなリスクが伴います。いつもとは違う場所で過ごすリスクももちろんあります。ストレスに強いタイプの犬でも慎重に飛行機に搭乗するべきなのです。普段と違う場所で数時間を過ごせるかどうか?を検討する余地はあるのです。

飛行機に乗ることを控えた方が良い場合

既に循環器などの病気を抱えている場合や基礎疾患がある場合には、飛行機に乗ることは控えるべきでしょう。普段から嘔吐しやすい、下痢を起こしやすいタイプの犬も同じです。飛行機に乗ることで体調を崩す可能性が大いにあるからです。また妊娠中の犬や高齢犬も同じように搭乗は控える方が良いでしょう。

ストレスを感じやすい犬には不向き

行先によって何時間もクレートの中に入っておとなしくする必要があるのです。そこを考慮して、分離不安が強いタイプの犬は飛行機に乗ることは精神的な負荷が強いと考えられます。貨物室は機内のように明るい場所ではありません。そして閉塞的で暗いというリスクを考えると、やはり体調不良のきっかけにもなるのです。要注意です。

飛行機をうまく利用するために

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犬と飛行機で旅行をする場合。まずは事前に獣医師の診察を受けて特にいつもと変わりがないかをチェックしておきましょう。そして、クレートを準備したときに普段から浸かっている毛布やタオルを準備してあげましょう。大きな負担なる飛行機搭乗を少しでも楽に過ごせるように飼い主の配慮も必要です。そして、性格的に普段からストレスに強く、些細なことで体調を崩すようなことが少ない犬であることも重要なポイントです。

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UCHINOCO編集部

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