ゴージャスな披毛と人懐こい性格!ノルウェージャンフォレストキャットについて

ふさふさの豪華な被毛を持つ「ノルウェージャンフォレストキャット」は、日本国内でも人気の高い猫種です。かつてノルウェーの森で生息していたというその特徴や性格、かかりやすい病気などを細かく紹介して行きます。 2018年09月14日作成

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1.ノルウェージャンフォレストキャットの基本情報

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ノルウェージャンフォレストキャットは、その名のとおりノルウェーを原産とする猫の種類です。大人になると、オスで4.5~7.0kg、メスでは3.5~5.5kgほどに成長します。やや大型で、がっしりとした筋肉を持つのが特徴的です。ノルウェー国内では、スコグカッテル、スコウカッテルなどとも呼ばれています。スコグ、スコウはいずれも「森」を象徴する言葉です。

2. ノルウェージャンフォレストキャットの特徴や性格について

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とても穏やかで、優しい性格の猫です。我慢強いところもあるので、ほかの猫や動物とも仲良くできる可能性が高いと言えます。多頭飼いにも比較的向いている猫種です。好奇心旺盛で飼い主とのコミュニケーションは大好き。とても人懐こい性格の猫です。時間を見つけて頻繁にかまってあげるようにしましょう。さびしがりやな面も持っているため、長時間一匹にすると心のバランスを崩してしまうことがあります。また、とても活発な性格で高いところを好むので、キャットウォークやキャットタワーの準備は必須です。これは、森に生える木の上にのぼり、周囲の状況を確認していたという本能の名残だと考えられています。

ノルウェージャンフォレストキャットの特徴は、そのふかふかの被毛。ノルウェーは北極圏にまたがる位置にあるのでとても寒い国です。そこで生息するために体の毛を厚くし、体温維持に役立てたと考えられます。ぎっしりと密度のあるアンダーコートと、外側のオーバーコートで構成されるダブルコートは、見た目にもとても豪華。長くもこもこの尻尾は、先に向かうほどほっそりとしています。また、ノルウェージャンフォレストキャットの四肢は、後ろ足の方が長くなっており特徴的です。

3. ノルウェージャンフォレストキャットの歴史について

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ノルウェージャンフォレストキャットの歴史は大変古く、いつから生息が確認されていたのかは定かではありません。一説には4000年以上前からノルウェーで暮らしていたとも言われています。フレイアという女神が自らの乗る車(ソリ)を引くのにノルウェージャンフォレストキャットを連れたというノルウェー神話もあるほど、現地では昔から確認されているのです。

1930年代、ノルウェーの国内でノルウェージャンフォレストキャットの保護と繁殖の動きがはじまります。その後、第二次世界大戦の影響で大きく頭数を減らすものの、1977年には復活。ヨーロッパで、猫種としてはじめて登録されるに至りました。

4. ノルウェージャンフォレストキャット・気を付けるべき病気について

肥満になりやすい傾向があります。また、そこから糖尿病を発症する可能性もあるので注意が必要です。太りすぎは心臓病、特に肥大型心筋症にかかるリスクも呼んでしまうので、良く運動をさせ食べすぎないように気をつける必要があります。

ノルウェージャンフォレストキャットは丈夫な猫種なので、遺伝的な疾患には大きな心配はありません。

5. ノルウェージャンフォレストキャット・食べ物の注意点

前述したとおり、ノルウェージャンフォレストキャットには太りやすい傾向があります。ですから、おやつやフードを必要量以上与えないよう気をつけなくてはなりません。おやつ・フードのただし書きをよく読み、定められた量を食べられるよう調節することがおすすめです。

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UCHINOCO編集部

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