3ヶ月の子犬はどう育てる?食事や必要なことは?

まだまだ子犬期の生後3ヶ月ですが、離乳食を卒業したり、狂犬病予防注射やワクチン接種など様々な変化や必要なことがたくさんあります。3ヶ月の子犬は何をしたらいいのか、どう育てるのかを紹介します。 2018年08月30日作成

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生後3ヶ月といえば、そろそろ家にも慣れてはしゃぎ始めるころではないでしょうか。
ぐんぐん成長し毎日の変化が著しい時期なので、やることがたくさんあり大変な時期でもあります。
そんな生後3ヶ月に必要な事と、重要な食事について紹介していくので、しっかりと理解し立派な成犬へと育ててあげましょう。

生後3ヶ月の食事とは?

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子犬は母乳やミルクを卒業したあとは、子犬用のドライフードをふやかしたものを離乳食として食べさせます。これは子犬は消化器官が未発達なため、フードをふやかすことで消化を良くして負担を少なくするためです。
生後3ヶ月ほど経てば、体もある程度成長し消化器官も発達してくるため、離乳食を卒業しドライフードへ移行していきます。大体1週間~10日程度でドライフードへ切り替えていきましょう。移行期間に大切な事は「焦らずゆっくりと行うこと」です。フードをふやかす時間や水分量を少しずつ少なくし、ドライフードに近い状態になるように日に日に調節するようにします。便の様子を毎回チェックし、体に負担がかかっていないかも確認するようにしましょう。ドライフードへ完全移行し、便も正常であれば離乳食卒業です。
また、食事の回数にも変化があるのが生後3ヶ月です。徐々に食事回数を減らし始め、1日2~3回ほどになるようにしていきましょう。ドライフードへの移行と同じように「焦らずゆっくり」と行い、生後6ヶ月には1~2回ほどになるのを目標に少しずつ減らしていくようにします。
大人の階段を昇っている最中の時期なので、毎日の食事に変化があります。体調をしっかりと観察しつつ、立派な成犬になれるように食事管理してあげましょう。

狂犬病予防注射を打とう!

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生後91日以上の犬には狂犬病予防注射の接種が法律で義務付けられていると同時に、市区町村への登録も義務付けられています。
生後3ヶ月がちょうどこの時期にあたるため、動物病院や集合注射などで手続きをしなければなりません。犬を飼う以上、飼い主の義務であるので必ず行うようにしましょう。

ワクチン接種は済んでいる?

混合ワクチンという「犬同士の伝染病を予防するワクチン」の接種も、子犬の時期にはお勧めします。狂犬病予防注射と違い義務ではなく任意のため打つか打たないかは自由なので、副作用などが心配な場合は獣医さんと相談してみましょう。
子犬は母親からの「移行抗体」をもっており、これがワクチンの抗体とケンカしてしまうため、子犬の時期だけ最初のワクチンから1ヶ月後にもう一度ワクチンを打ちます。1回目のワクチンが生後60日前後といわれており、2回目が90日前後となるので、生後3ヶ月の時期に2回目のワクチンを打つという事になりますね。
ワクチンの時期は、ペットショップや動物病院によって差があるため、必ずしも3ヶ月で2回目のワクチンを打たなければならないわけではありません。不安な場合は獣医さんと相談して時期を決めるようにしましょう。

生後3ヶ月はいろいろな事が必要となり、大変な毎日になるかと思います。また、この時期は「社会化期」といって、犬の性格に大きく関わる大切な時期でもあります。なるべく遊んであげたり、他の犬と触れ合ったり、可能な限り色々な刺激を受けさせると良いとされています。3ヶ月は犬にとって大切な時期なので、愛情をもって大切に育ててあげましょうね。

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UCHINOCO編集部

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