犬の白内障ってどんな病気?原因と症状をご紹介します!

人間の白内障というのは良く聞くことがあるかと思いますが、犬の白内障というのもあります。犬とは言葉で伝えることが出来ないので人間側が早めに気づいてあげたいものです。今回は犬の白内障について詳しくご紹介させて頂きます。
2018年08月29日作成

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人間同様に犬の白内障というのはとても多い病気で、深刻な病気です。
犬の白内障について詳しくご紹介させて頂きますので、是非読んでみて下さい。

白内障とは?

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白内障とは、眼の中にある水晶体というレンズが白く濁ってしまい、視力の低下をさせてしまう目の病気です。
この水晶体というのは、光を屈折させ網膜に光を届ける役割をしているので本来は透明です。
ですが、白内障により、水晶体が濁ってしまうと視力も落ちてしまい、最悪の場合、失明してしまういそれがある病気です。

白内障の初期症状について

では、愛犬の白内障に気づくためにはどのようなことに気を付けてみて置けば良いのでしょうか?
まず、白内障にかかってしまうと、犬の目が白く濁り、光を感知しづらくなるので瞳孔の調節が上手にできなくなっています。
この症状が出てしまうと、多くの光や紫外線が目に入ってきてしまうために、白内障の症状の進行が進んでしまい視力が低下しやすくなります。
白内障の初期症状としては、今までぶつかったことなどはなかったのに、犬が物や壁にぶつかるようになったり、つまずくことなどが増えてきてしまいます。
このぶつかったり、つまづいたりという症状は、最初は暗い場所で現れます。
そして、白内障が進行するにつれ、明るい場所でもこのような症状を見るようになってきてしまいます。
そして、犬が壁に沿うようにして歩いている時にはかなり症状が進んでいると思って下さい。
視力が落ちてしまい、見えない為に壁を頼りに歩いていることになります。

白内障の予防法!

白内障の予防には、点眼薬、サプリメントなどで予防することが出来ます。
サプリメントはペットショップでも販売されており、目に効果のあるアスタキサンチンやルテインが配合されているものをおすすめします。
そして、他にも出来ることがあります。
それは、犬が紫外線を浴びない様に、日中や日差しの強い時間帯に散歩をしないことだったり、犬用紫外線避けゴーグルを付けてあげるということが挙げられいます。
散歩後には目にゴミが入っているケースも多いので、しっかりとケアをしてあげることも大切です。

白内障と緑内障の違いは?

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白内障と緑内障の大きな違いは、見た目からの分かります。
白内障は名の通り目が白く濁ってしまいますが、緑内障は見た目に変化はあまりありません。
ですが、緑内障の場合、眼圧が変化するので目の大きさが左右で違ってきたりということがありますので、白く濁ってきたら白内障、左右の目の大きさが違ってきたら緑内障の恐れがあると思っていると良いかと思います。

犬の白内障にいち早く気づきましょう!

いかがでしたか?
犬の白内障について詳しくご紹介させて頂きました。
白内障というのは身近な目の病気ですが、はやり早期に発見してあげることで進行を遅らせることが出来たり、白内障の初期症状である物へのぶつかりなどを避けることが出来ます。
発見するには、日ごろからの犬の行動をきちんと観察をしており、少しの変化にも気づいてあげることが重要です。

著者情報

UCHINOCO編集部

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